BMW G310R レースマフラー開発日記  - 完成、そして販売へ -

レース用マフラー (6)
今週から10月に入り、雨が降る度に気温も下がる季節となりましたね。

今月中旬にJMCAマフラー部会として新加速走行騒音試験にあたる『R41-04』の試験運用に関しての実証試験データ取得の為に埼玉県熊谷の試験コースにて公正を期す事もあり、JMCA認証試験とは別の公的機関で試験が行なわる予定です。

弊社も何故か大阪にも関わらず指名がかかり、CBR250RRを持って試験に参加する事となりました。
JMCAマフラー部会の一員として協力させて頂きたいと思っていますが。。。遠いですね(笑)でも頑張って行って来ます。


さてマフラー開発の続きですが、改良のつもりが改悪になりかけ(笑)、何とか方向性に光が見えたところで前回は終りましたが、今回はグラフを検証した結果、更にエキゾーストパイプの寸法を少しさわる事にしました。
と、その前に前回最終のグラフから。
プロト1vsプロト2
青線がプロト1号で赤線はプロト1号改です
(ブログで紹介するグラフの枚数は少ないですが、実際には細かく仕様を変更する度にデータを取ってるんですけどね。。。)

トグロを巻いていた部分をストレートパイプに置き換え、ある程度の長さを確保しつつ、高回転域のパワー特性を更に改善させる事が目的です。
因みに短くするといっても限度があって、極端に短くする事は出来ませんので容量自体は極端に変更はしていません。
その結果がコチラです。
プロト1vsプロト2改
青線がプロト1号で赤線は今回のプロト2号改です。
明確に変わりだしました。今度は方向性が合っている様です。今回の方が5,000rpm付近にある落ち込みの回転幅が大きくなった事も確認出来ます。
これは前回ブログでも書きましたが、こうなる事を予測した上での事で明確に理由が分っているので個人的には全く問題ありません。

これは高回転域のパワーバンドを拡げようとする過程においてある程度仕方の無い事で、前回書いた分りにくい説明の(笑)、パワーグラフの面積的な結果です。
因みにこの話に興味を持った方々からメールを頂きましたがまた後日、アメブロの「日々の開発日記」の方ででも書こうと思います。

ただ着目頂きたいのは、その下の回転域3,500~4,500rpmは、これも若干ですが改善しています。
マフラーって本に書いてたり、中途半端なマフラーの知識で言われている様な「高回転型にすれば低速がスカスカになる」といった方程式ではないんですよね~(笑)だから仕事してて面白いんですけどね。実際はもっと複雑です、はい。

このデータを元に今度はセンターパイプの寸法を変更していきました。
DSCN9411.jpg
完成した全体像では雰囲気はそんなに大きく変わった様に見えませんが、寸法的には結構大胆に変えました。
その結果がコチラ。

プロト1vs最終仕様
青線がプロト1号で赤線が最終仕様です。
そうです。この結果を欲しくて、もて耐のマフラーから仕様を変更しようとしていた訳です、はい。
レースでは6,000rpm以下の回転域を考えるより当然ながらそれより上の回転域で勝負する訳で、それこそ「レース用」として必要とされる部分だと思います。
この結果、プロト1号に対してピークパワーそのものは何と1ps上がりました。

因みに当然ながらノーマル燃調での結果です。
9,000rpm辺りが少し弱く見えますが、まさしくこの部分こそが燃調で調整する部分となり、レース用マッピングをする事で、このベースのパワーカーブを更に引き上げてくれる事と思います。

最終仕様vsノーマル
こちらがノーマルと最終仕様との対比グラフです。

今回、私がテーマとして取り組んでいたのは、まだ正式に発表されていませんが、来年開催される可能性のある『G310Rワンメイクレース』に向けてのマフラー屋としてのアプローチであり、気軽に楽しめるレースである前提において、それこそ保安部品を外して必要最低限のパーツを交換したらレーサーとしてレースに出れるという事を目標にしました。

なので普段街乗りをする車両を念頭に置くと、「ノーマルの燃調で最大限の走りを!」という事になります。
今回は特にそこに拘ってみた訳です。ノーマル燃調で、おそらくもて耐に出場していた時よりも速いと思いますね(笑)

このブログを書いている時点でジップモータープロさんを通じて既に完成したマフラーの出荷をしました。
限られた時間の範囲内ではありましたが、結果は満足のいく仕様となりホッとしています。

レース用マフラー (1)
レース用マフラー (3)

アメブロの方では書きましたが、このマフラーはZIP MOTOR PRO(ジップモータープロ)さんが販売窓口であり発売元となる商品になりますので、予めご了承下さいませ。

またジップモータープロさん経由でウェビックさんでも販売が決定しているみたいなので詳しくはジップモータープロさんにご連絡下さいませ。 ※ 販売に関して弊社では判り兼ねますので。

商品の品番及び価格も載せておきますのでご興味のある方は宜しくお願い致します。

それでは今日はこの辺りで。

レース用マフラー (2)
レース用マフラー (5)

・ BMW G310R レース用マフラー  品番  WZ-RFV6310-BR     定価 74,000円(税抜き)
                        ※ 弊社品番ではございません。

―  商品に関して販売・お問い合わせ先  ―
□ ZIP MOTOR PRO (ジップモータープロ) □
  〒538-0053 大阪府大阪市鶴見区鶴見1-3-28-1F
   TEL 06-6912-6610  FAX 06-6912-6670 

BMW G310R レースマフラー開発日記

BMW G310R レースマフラー開発 最終仕様    (5)
本日も素晴しい秋晴れで運動会にはもってこいの天候となりましたね~。
同業のSNSを見ていてもサーキットか運動会って感じです(笑)

さてさて前回からの続きになりますが、まずは前回のベンチテストデータから。
プロト1vs ノーマル
決して悪いデータではないんですけどね。
実は輪切りしたパイプを溶接して造ったマフラーからパイプベンダーで機械曲げして寸法を再現した時、少し径の違うパイプをエキパイヘッダー部分に採用したのですが、「思ったより上が伸びなかったのはそのせいかな?」と考えました。

実際には、グラフで見る限り低中速回転域で効果は見られ、高回転域の繋がりも悪くないのですが。。。
時間的に猶予が沢山ある場合、おそらくそうは考えなかったと思いますが、出荷納期の関係もあり、ピンポイントで良い結果を導き出そうと焦っていたんですよね、きっと。。。

基本的な考え方ですが、パワーグラフの面積ってそんなに大きく変わらないというか、変えれないんです。。。実際のところ。
BMW G310R レースマフラー開発 最終仕様    (4) - コピー
パワーグラフの面積って、この赤線の部分の面積の事なんですけど。

かなりアバウトにですが簡単に説明すると。。。
BMW G310R レースマフラー開発 最終仕様    (5) - コピー
このグラフでいうと、赤斜線の部分はパワーが上がっているんですけど黒斜線の部分はノーマルに負けていて、結局のところトータルのパワーが上がった部分を足した面積とパワーが下がった部分を差し引くと、トータルで総面積はそんなに変わっていないというか。。。言いたい事分りますかね?(笑)

ノーマルの持つパワーグラフの面積を削る事なく増やすのは本当に難しく、私の場合はグラフの曲線だけを見てるのではなく、相対的な部分として、結果的にこの面積が大きく増えている時の方が、ピークパワー付近だけ上がってるマフラーより扱い易く結果として速いマフラーと言われてる事が多い様な気がします。

話が見えにくくなりそうですが(笑)、平たく言うと低中速域傾向のマフラーになっちゃったのかな?と勘違いしてしまった訳です。
マフラー屋でパワーグラフを見れる人なら分ると思いますが、決してピーク付近にそんな影響は出ていないグラフなんですけどね。

結局のところ、急がば回れという諺を無視してエキパイヘッダー部のパイプ径を継ぎ接ぎマフラーの径に戻し、何故かパイプ長を稼ぐ方向に進みました。それで出た結果がこちら。
プロト1vsプロト1改
青線がプロト1号とするなら赤線は今回のプロト1号改です。
ピークパワーを含めた高回転域を伸ばす為の変更が、諺を無視した罰なのか、見事高回転域だけパワーが落ちました。。。

時間の無い中なので、ホントショックでした(笑)因みに何故にパイプ長を長くしたのかこの時の判断は未だに不明ですが(笑)、このタイミングでサイレンサーの仕様変更をテスト。。。
もし私の弟子がそんな事をしたら、マフラー造りの話しを根本からし直すと思うのですが、この時点では時間的な制約から、私自身我を見失っている感じでしたね(笑)

サイレンサー自体はもて耐で使用したサイレンサーの雰囲気と、今回の最初のベンチテストの結果から、ある程度仕様を見据えて製作した物が、かなり使えそうな事が確認出来たのみで、プロト1号改の寸法はダメと判断、冷静さを取り戻してパワーグラフの結果からエキパイヘッダー部のパイプ径を最初の寸法に戻し、パイプ長を変更して再びベンチテストを行いました。
「冷静さを取り戻し」と書きましたが、結構試行錯誤を繰返して冷静になれるまで時間はかかりましたが(笑)、その結果がコチラ。
プロト1vsプロト2
青線がプロト1号で赤線がプロト2号です。
まぁ、元に戻っただけのグラフに見えますが、ひとまず心からホッとしましたね。
この仕事って、一度自分の理解出来ない事が起こって頭脳がフリーズすると、二度と元に戻らないのでは?みたいな衝動に駆られるんですよ、実際はパイプ径と長さに対してグラフは忠実に反映されるんですけどね。

でもホッとした理由は同じ感じになったのからではなく、プロト1号と明確に違う仕様で、5,000~5,500rpm近辺が悪くなった事です。
まぁ、やった事に対してパワーが上がるに超した事はないのですが、下がった事により次のステップが見えて来ました。
因みに3度ベンチを回しましたが、やはりこのグラフ同様のパワーカーブとなったので偶然パワーが下がった訳ではないと判断出来ました。

テストをしていく中で。。。
BMW G310R レースマフラー開発 最終仕様    (1)
こんな感じから。。。
BMW G310R レースマフラー開発 最終仕様    (3)
こんな感じへとパイプ長やレイアウトが変わっていきましたが。。。

この時点では既に冷静で、「最初の仕様で量産しても。。。」とも考えましたが(笑)、コラボマフラーとして共同開発してるジップモータープロ喜田さんへ連絡し、状況を報告して仕様を変更する内容を伝えるとともにアドバイスも頂き、開発を続行する事に。

パワーグラフと格闘するお仕事である私の立場とは違う、レースメカニックとしてのサーキットを走るレース車両としての観点からの意見を聞けた事でかなり明確にやる事が見えて来ました。

次回はその続きを書きたいと思います。

それでは今日はこの辺りで。

BMW G310R レースマフラー開発日記 - 序章 -

BMW G310R レースマフラー開発 最終仕様    (2)
WR'Sマフラー開発担当です。
FC2ブログの更新は1ヶ月ぶりとなり、何か新鮮な気持ちですがまずは早速、リクエストの多かったG310Rのパワーグラフから見ていきましょう。

BMW G310R レースマフラー開発 最終仕様    (4)
カタログデータでは「25kW(34PS)/9,500rpm」となっていますが、計測して出たパワーも34psを9,500rpm近辺で見事叩き出していますね。因みにこれ、後輪出力ですからかなりしっかりパワーが出てるバイクといっていいと思います。いやぁ、流石です。

このグラフは4速で計測しており、6速で計測したグラフではもう少し山の尖ったグラフとなっていましたね。
実際といっては少しアレですが、シャーシダイナモを回して続けていると、エンジンがどんどん調子良くなって、パワーグラフ全体に数値が良くなる事があるんですが、このグラフ自体も若干ですが、そんな時に出た結果ではあります。
ノーマルデータはマフラーを造る際の大切なベースデータとなりますので、私のセオリーとしては当然ながら一番パワーが出たノーマルデータに対して対比グラフを作って行く事になるのですが、実際計測し平均したパワーでは33ps強位になっています。
それでも後輪で33psはカタログデータで考えても大いに立派な結果と言えるでしょう。

このバイクの素晴しいところは、先日のもて耐出場時の決勝11時間をほぼギヤ抜けが無かったという、俄かには信じられない様な強靭なエンジンを持っているという事です。
今年のもて耐は、それまでの8月第一週開催から8月の最終週開催へと替わり、暑さ的にはピークを過ぎた季節で、実際に風が心地良くといったレース日和ではありましたが、それでもこの時期はどのバイクでも水温が上がると油温も上昇、オイルがシャブシャブになってギヤ抜けが。。。といった宿命を持っているにも関わらず、このG310Rはギヤ抜けに悩まされる事もなく、見事完走しました。

G310R 2017もて耐 (3)
G310R 2017もて耐 (4)
ペースもそこそこで良く、ラジエターは純正のまま見事走りきったG310R。エンジンの耐久性や諸々を考えると、レースベース車として維持費も安くつきそうですし、コスト面でももて耐向きな車両といっていいのではないでしょうか。
因みにオイルは純正指定を使用しての出場でしたが、BMWモトラッドのディーラーメカニックのレベルの高さも示すレースでした。

話が少しそれましたが、このもて耐に使用したマフラーをベースにレース用マフラーを製作していくのが今回の任務です。

G310R 用   オーバーホール (1)
まずはレース使用後の点検&サイレンサーのオーバーホールから。
継ぎ接ぎだらけのプロトタイプから量産用にパイプベンダーでパイプを曲げ直し、最終仕様に仕上げていく事になります。

G310R レース用最終プロト (7)
仕様が決定した訳ではないのでこの時点では仮治具ですが、プロトタイプではタイトだったクリアランスをしっかり確保する等、仮治具上で作業を行います。

G310R レース用最終プロト (4)
で、クリアランスもこの通り確保し、まずはこの仕様でパワーチェックを行います。

BMW G310R レースマフラー開発 最終仕様    (5)
プロト1vs ノーマル
黒線がノーマルで、赤線がレース用マフラーです。
まずまずなデータですが、私自身は気に入らないというか、レース前にベンチテストした対比グラフと少々違うところがあって、ちょっと不満です。。。
というのも、先に少し触れましたが、ベンチテストをしてるうちにエンジンにアタリが付いてきたというか、ノーマルのグラフ自体が良くなっているんです。。。
最初に対比する為に取ったノーマルデータのパワーは32ps強でパワーカーブ自体も全体的に低く、その時点でのパワーの対比差は3ps近くあったんですよね。。。(苦笑)もちろん、レース用を計測した後にもノーマルで計測し直した結果がです。

この辺は外車特有というか、アタリが付き出したら一皮向けた様な性格に変貌するというか、BMW本来の力強さなんでしょう。
BMW、流石です!と、ノーマルデータを褒めていても始まらないのですが(笑)、冷静な目で見てこのレース用マフラーもノーマルを下回る部分は無く、またレスポンスも驚くほど向上しており、及第点は十分与えられるマフラーではあります。

普通はですね。。。何処のマフラー屋さんもこれで量産に「GO!!」するのですが、私の場合は何か悔しさというか、物足りないと感じてしまった事もあり、ここから開発し直すんですよ、それが。。、(笑)

という事で納期が迫る中、このままで製品化するのを嫌ってこのマフラーの改良に着手する事にしましたが、それは次回のブログで書きたいと思います。

それでは今日はこの辺りで。




新型CBR250RR オプションステー装着画像

CBR250RR   オプションステー (4)

本日午前中、国内仕様車にスリップオンとオプションステーを装着しましたのでそれぞれの画像をUP致します。

実際にご購入されるかどうかは別でしょうが(笑)、CBR250RRをよりレーサーチックにとお考えの方がいらっしゃるみたいで、せっかくレプリカ系の250ccなので、どんな感じになるのか写真を見てみたいとの声が多くあったので、パイプステーで販売と決めた訳ではございませんが、現状あるステーで写真を撮ってみました。

それではフルエキゾーストから。
CBR250RR   オプションステー (9)
CBR250RR   オプションステー (7)

とこんな感じです。
次にスリップオンです。
オプションステー装着  SV1230JM (3)
オプションステー装着  SV1230JM (2)
画像はチタンオーバルです。

オプションステー装着  BC1230JM (3)
オプションステー装着  BC1230JM (2)
そしてラウンドタイプです。

先のブログで触れましたが、海外からレースで使用する為のアルミステー製作依頼だったので、フルエキのサイレンサーがより車体側に沿う様な位置でアルミステーを製作した事を、本日スリップオンを装着時に思い出しました。。。(笑)

スリップオンの場合、アルミスペーサーを使用して取り付ける事となりますが、それ以外は特に問題なく、少しUPスタイルな感じで装着が可能です。

アメブロ、FC2とブログを更新しながら、「まぁ、需要は限定的」とは分っているつもりで書いていますが(笑)、私の様な発想の方々も結構いるんだなと思いながら、1ロット位は売り切れるかな?と軽い気持ちで製作したいと思っています。。。(笑)

本日もバックオーダー分のマフラーを大量に出荷しましたが、フルエキに関しては次のロット分もおかげ様でオーダーが入りだしている事もあり、まずはマフラーの受注が追いついてから販売時期を決めたいと考えています。

また動きがあればご報告させて頂きます。
それでは今日はこの辺りで。

オプションステー装着  BC1230JM (4)
CBR250RR   オプションステー (11)

BMW G310R JMCA認証マフラー 開発予定です。

BMW310R    8・18 (10)

先週は世間がお盆の中にも関わらず月曜から丸一週間、GROMに始まりレース用マフラーの開発漬けの日々でしたが、今週は一転、パソコンに向かう事務仕事で脳みそが疲れきっています。。。(笑)

私の立場は開発兼営業と、ソフト・ハード共にこなさなくてはならないのですが、やっぱり事務所でパソコンの前の作業は基本的に向いていない様です(笑)

昨今の厳しい環境基準に合わせて開発するマフラーの場合、いろんな意味でストレスを抱えながらの作業になるのですが、単純明快なパワーを出すだけ出すレース用マフラーの開発はやっぱり楽しいですし、モチベーションも上がりますね。

先週末から、もて耐に向けてテストを行っていたBMW G310R用レースマフラーですが仕様が決まり、月曜中にチームにマフラーの発送を終えました。

BMW G310R   レース用 8・22 (3)
BMW G310R   レース用 8・22 (7)
これはレース用なのでステップも当然レース用となり、それに伴いマフラーレイアウトもバンク角をしっかり確保出来る様にUPスタイルとなっています。当然ながらノーマルのステップホルダーでは装着出来ない仕様です。

BMW G310R   レース用 8・22 (6)
BMW G310R   レース用 8・22 (5)
また管長を稼ぐ為にトグロを巻いていますが、見た目のインパクトも大事なので敢えて目視しやすい位置で巻いています。

現時点でパワーグラフをお見せ出来ないのが残念ですが、非常にパワフルに仕上がっており、エンジン自体の素性もいい事から、かなりレーサーらしい吹け上がりをみせています。

今週末に開催される、もて耐決勝日にこのプロジェクトリーダーとも言えるジップモータープロ喜田さんと一緒にモテギに入る予定で、ベンチテストした結果とサーキットの実走でのフィーリングを踏まえてレース用マフラーの販売に向けての最終仕様を決定する予定です。

またアメブロの「マフラー開発日々の出来事」の方では書いていますが、JMCA認証マフラーもこのマフラーをベースに開発する予定となっています。

このBMW G310Rですが6月1日に発売されて以来、瞬く間に年内分の販売台数は完売と、手頃な価格にBMW待望のミドルクラスとあってすごい事になっていますが、既にアメブロを読まれた方々からお問い合わせも多く、BMWというブランドとWR'Sブランドが異色では?(笑)と思っていたりもしましたが、BMWディーラーさんからの問い合わせも頂いており、ここはWR'Sとしてミドルクラスは譲れないという感じで、頑張って開発する事が正式に決まりました。

平成28・29年排ガス規制や厳しい加速走行試験等、目の前には克服すべき大きな山はありますが、どうすりゃパワーが出るかはベンチテストで見えていますので、後は環境基準に合わせた触媒の選定、サイレンサーの容量的な事など諸々の準備を開始したいと思います。

まぁ、いずれにしてもまずはレース用マフラーの評価作業をしっかりと行い、レース用マフラーはもちろんの事、JMCA認証マフラーにも活かしていきたいと考えていますので、お問い合わせ頂いた皆様、ご期待下さいませ。

という事で『JMCA認証マフラー開発します!』というご報告でした。

それでは今日はこの辺りで。 今日はまだご飯にありつけていないので仕事もこの辺で終了します。


BMW G310R   レース用 8・22 (12)


-WR'S-サウンド
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ダブルアールズ

Author:ダブルアールズ
ダブルアールズ製品のマフラーやカーボンパーツなど
開発状況や各パーツの担当者のコメントなどを掲載。

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