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ER-6n/ER-6fに関してのお知らせ

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

最近というか、Ninja400R用スリップオンマフラーを発売して以来、この商品に関してのお問い合わせで「ER-6n、あるいはER-6Fに装着出来ますか?」とのお問い合わせを頂きます。

結論からいうと残念ながら適合しておらず、装着不可となります。

しかしながら「装着自体は出来ますか?」という質問も多く、これに対しても「装着不可となっています。」とお答えしています。

車両に対して知識のある方はちょっとした加工で取り付けが出来る様です。
しかしながら、「使用出来ない理由」があります。

いくつか理由がありますが、まず最初に、弊社のNinja400R/ER-4n用スリップオンマフラーは平成22年4月から適用の「加速走行騒音試験」に合格した「新規制適合品」となりますが、これはNinja400R/ER-4n用の型式(EBL-ER400B)に対して合格した商品で、これ以外の型式の車両に対しては仮に取り付けが行えた場合においても「装着不可」となります。

平成22年4月以降生産の新車についてはこのルールが適用され、また平成22年4月以降に新車生産されたバイクに関しては、JMCA認定の「新規制適合品」か、ノーマルマフラーでないとマフラー交換自体が違反となります。

私共が加入するJMCA(全国二輪車用品連合会)でも各方面にご協力頂きながらこの事を告知してきましたが、ライダーの皆様に完全に認識して頂くに至らず、まだまだ知らない方も多くいらっしゃいます。

残念なのは、小さいバイク屋さん等も認識していない場合もあり、パーツ販売店のスタッフでも認識されていない方がまだまだ多くいます。

海外ブランドのマフラーで日本国内の「加速走行騒音試験」を受検・合格していないマフラーは、これもアウトです。(何度も繰り返しますが、平成22年4月以降の車両に対しての話です。)

海外マフラーでも新規制対象車両のマフラーに関しては、受験されている所もありますので、新規制対象車両のマフラーをお探しの場合は購入前に要チェックされてみてはいかがでしょうか。

また、JMCA未加入で新規制を理解していないマフラー屋も存在するので、同業としては情けない限りですが。

次の理由としてですが、これは性能面においての問題です。

世界一厳しいとされる国内の環境基準に合わせて弊社も車種毎にベストな触媒を選択しています。
これは単純に試験に通す為の物でなく、ベンチテスト等で性能と排ガス浄化との兼ね合いをテストした結果、決定します。

弊社の選んだNinja400R用の触媒は、650に使用する場合においては、排気量による差から排気温度や性能にかなり影響を及ぼす為、650には不向きです。(排ガス浄化に関しても容量的に無理があります。)
また、騒音面に関してもパンチング内径や容量を性能・音質に至るまで専用設計していますので、この点でも650には使用出来ない理由となっています。

グラディウスの様にサブチャンバー部分までノーマルを使用して、排気量的な容量を十分確保出来た上で、その後ろ部分を交換するタイプは、400cc/650cc共通に出来る場合もございます。

Ninja400RやER-6n・fの場合はエキパイの集合部より後ろ全てを交換するタイプになる為、400ccに重きを置くと650ccに性能面等に無理が生じ、650ccに重きを置くと400ccで低中速を犠牲にしたり、レスポンスに悪影響を及ぼしたりと、どっちつかずの代物になってしまいます。


写真は2012モデルのNinja650です。
ninja650r_2012.jpg

判り易いのでこの写真を使用しましたが、ツインで650クラスの排気音を消音するには、やはりこれ位のサイレンサー部が必要になってきます。

Ninja400R/ER-4n用に開発した「なるべく短くスマートなフォルム」を求めたデザインは色んな観点から見ても残念ながらER-6n/ER-6fには適合しません。

開発希望等、熱いリクエストをくださった皆様には本当に申し訳ないのですが、現時点では開発予定はございません。
また上記理由でNinja400R用マフラーが適合しない事を確認、認識して頂きたく思います。

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WR'S(ダブルアールズ)マフラーの開発状況などを掲載。

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