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CB250Rマフラー開発ブログ再開です。(最終仕様決定まで)

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皆様おはようございます。
いよいよ今年も残すところあと3営業日となりました。(最終日は大掃除ですから実質2営業日ですね。。。)

早速、前回からの続きを書きたいと思います。

音量音質ともJMCA認証試験の合格ラインに仕上がってきて、近接に関してはそもそも全く心配していなかったのですが、ようやく加速騒音値もクリア出来そうですし、何より性能面ではほぼスポイルする事無くここまで持って来れました。

ブログを読んで頂いていて気が付かれている方もいるでしょうが、そう、ここまでサイレンサーは一切触らずにここまで持って来れました。

普段のブログで「インナー径を変更して・・・」等と書いている事も多々ありますが、それは単純にインナー径のみで音量を落としている事ではなく、音質やパワーフィールの兼ね合いでインナー径の変更をしているんですよね。。。

確かに単純にインナー径を細くすると音量自体は落ちる方向にいくのですが、例えばそれが今回の様にシングルエンジンだった場合、測定域では音量は落ちますが、アクセルをブリッピングした時にシングル独特のパルス感というか、いわゆる破裂音になる事もあり、また単純に音量を下げる事でパワーカーブにも大きく影響が出たりもします。

今回もそんな観点からの挑戦ですが、前回ブログでは最後にパイプ径を変更した事により少し後退してしまいました。

そこで予め用意していたエキパイにチャンバーパイプを装着したタイプに変更する事にしました。

CB250R  1 (13)
エンジン下にチャンバーパイプを内蔵した仕様で、まずは横付けにチャンバーパイプを装着したタイプと同容量からテストしていきます。
まずは加速走行騒音の確認ですが、横付けタイプと同じく、規制値は余裕でクリアしてそうです。肝心なデータは。。。

仕様②+ 仕様③
赤線がエンジン下チャンバーパイプ仕様で、青線がそれまでの横付けタイプです。

明らかにグラフが良くなりましたね。
レスポンス感もそうですが、高回転域まで回した時の音量・音質が更に改善されてる感じです。
実際に走らせても明らかに乗り易く、加速感もいい感じです。

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このあとレイアウトやデザインの変更、そして仕様変更しながら調整を続けて最終的にはこんな感じに仕上がりました。

CB250R 比較グラフ
低回転域から非常にスムーズで高回転域では更に盛り上るようなパワーグラフとなりました。
スリップオンでは成し得ないフルエキらしいパワーグラフとなりましたね。

因みにこのデータですが、もちろん車体の個体差もあるのですが、カタログデータでは2ps高いCBR250Rよりもパワーが出ています。。。(笑)  
あくまでも弊社のシャーシダイナモ上のデータではありますが、なかなか納得のいく仕上がりとなりました。


上記の結果を総合してJMCA認証試験にはエンジン下チャンバーパイプ仕様で行く事が決定しました。

試験結果は既にお伝えした通り無事合格。

近接 : 91dB   加速 : 81dB  という結果となりました。


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試験に合格した仕様はこんな感じにエンジン下のチャンバーパイプが少し目立っていたので。。。

CBR250R マフラー (12)
こんな感じにもう少し中に収まる様にレイアウトを変更しています。

上の2枚の写真では敢えてチャンバーパイプが見える様に撮って比べていますが、実際にはほぼ目立たない位にアンダーカウルに収まっています。
ただ、全く隠してしまうのでアレなんで(笑)、さりげなく見える様にはしています。

今回スリップオンではなく、フルエキに絞って開発を進めましたが、スリップオンでは成し得ないパワーフィール、フルエキならではのマフラーレイアウト等々、フルエキの魅力を存分に感じて頂けたらと思っています。

乗って頂けたら確実にその差を感じて頂けると思うので、是非体感して頂きたいですね。

その他、エキパイ・センターパイプに関しての特殊コーティング等々、ご紹介したい事もまだまだございますが、開発に関しては上記の様に無事完了しました。

新年を迎え、製品に関しての情報を引き続きブログでご紹介したいと思いますので引き続き宜しくお願い致します。

それでは今日はこの辺りで。

CBR250R マフラー (13)
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Author:ダブルアールズ
WR'S(ダブルアールズ)マフラーの開発状況などを掲載。

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