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2018Ninja250・2018Ninja400 スリップオン開発日記 スタートです。

2018ninja250ブログ (11)
WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

いよいよ2018Ninja250・2018Ninja400のスリップオンマフラーの開発日記がスタートです。
まず最初に2018Ninja400を、ご好意により貸し出しして頂いたハリケーン様に感謝申し上げます。

2018ninja250ブログ (8)
さて、日曜日にそれぞれの車両で慣らしを行い、開発のスタートに立つ事が出来ました。

アメブロの方でも書きましたが、ノーマルサイレンサーを外す手順は以下の通りです。
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まずはマフラーカバーの下に連結部があります。なので、黒丸手前のボルトを(+)ドライバーかM10のレンチを使用してある程度緩めます。次に黒丸後ろ側の六角ボルトを完全に取り外したら、カバーを前後にスライドさせて取り外します。

2018ninja250ブログ (2)
2018ninja250ブログ (3)
そうするとサイレンサー本体の連結部が出て来ます。この連結部を緩め、タンデムホルダーのボルトを外して取り外します。

で、取り外ずした車体側はこんな感じになります。
2018ninja250ブログ (6)
この状態を見て我々マフラー開発担当が思う事は、まずノーマルマフラーが思った以上に長い事と、それによってパワー的な部分でスリップオンで出来る事は少ないかなぁ。。。と思わずため息が出てしまう事でしょう。。。(笑)

ほぼサイレンサーのみの交換と変わらない位エキパイが長くて、近接騒音や加速騒音の事を考えるに出来る範囲はほぼ決められている状態なので、アフターマフラーを開発する立場としては正直、腕の奮い処が少ない事に少々困ってしまいます。

2018ninja250ブログ (4)
ただし、前モデルのNinja250からはセンターパイプ径がかなり太くなっている事が確認出来ます。
因みに前モデルの写真がコチラ。

DSCN3398.jpg
前モデルのパイプ径はφ35と細かったのに対して2018Ninja250及び2018Ninja400はφ42.7とほぼアフターのフルエキを作った時の寸法でもいい様な外径であるのが、2018Ninja250・2018Ninja400のノーマルマフラーの特徴でもあります。

逆に言えば、ノーマルでここまでエキパイ径があるという事はスリップオンの時は余計にパワー的には上積みが少なくなるという事にも残念ながら繋がります。

因みに前モデルのスリップオン開発時に、ノーマルマフラーの外径があまりにも貧弱であった為、ノーマルマフラーのパイプをすっぽり隠す「ダミーパイプ」をスリップオンに採用していました。

OV4250JM (34)
連結部はジョイントガスケットを使用しないタイプを採用したスリップオンで、差込部(連結部)の前に太いパイプを溶接し、ビジュアル的にもフルエキっぽく見せてます。

OV4250JM (65)
こんな感じに。
今でこそこの手法を使ったタイプは増えてきた様に思いますが、これは当時かなり評判が良く、よそがやっていなかった事もあり、大好評となって爆発的にヒットしする事となりました。同じスリップオンであっても一工夫でユーザーにも支持を得られました。

マフラーを開発する立場上、ただスリップオンを製作するという事ではなく、ユーザー目線に立つ事が常に重要だと再認識出来た機会でもありましたね。

因みにスリップオンの場合、ジョイントガスケットを使用しない構造に不安に感じる方も居るかも知れませんが、要はフルエキと同じ理屈でジョイントしてるだけなんですよね。
IMG_8885.jpg
CBR250RRのフルエキを例にとってみると、フルエキの場合は連結部にジョイントガスケットを使用しませんよね?
これは連結部のパイプ径の精度が良いからジョイントガスケット自体、必要としないからなんですが、カワサキのこの連結部のパイプ精度は昔からかなり秀逸で、インドネシア生産となった今回もパイプ径の真円度は、他社メーカーと比べてもかなり精度がいいです。
弊社でもNinja250Rから含めて既に2000本を超えるスリップオンを出荷していますが、この連結部のトラブルはほぼございません。

まぁ、ジョイントガスケットを使用するタイプの方がある意味、公差もシビアでない分、楽ではありますけど。

2018Ninja400ブログ (3)
さてさて話を戻しますが、今回の2018Ninja250・2018Ninja400に関しては、ノーマルマフラーの径がアフターのフルエキ位に外径があるので、基本的にダミーパイプを使用する事は現時点で考えていませんが、エキパイがここまで長い事に対してどう対処するかがポイントとなりますが、今のところはサイレンサーの位置や角度の調節、センターパイプ自体の長さ確保も視野にプレートステーを増設する必要があると考えています。

それを踏まえて次回はいよいよ製作に取り掛かりたいと思います。

それでは今日はこの辺りで。
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Author:ダブルアールズ
WR'S(ダブルアールズ)マフラーの開発状況などを掲載。

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