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新型CBR250RR マフラー開発日記② ベンチテスト編その2

Sフルエキ  CBR250RR (18)

皆様、こんにちは。
今日から12月ですよ~(笑)
師も東西に走り回る程の忙しさであるという「師走」ではありますが、弊社は先月の売り上げが低空飛行だった為(笑)、何だかノンビリムードで12月に突入しましたが、例年12月はたくさんのご注文を頂くので今年もそうなって欲しいものですが、仮に暇であっても(笑)、何だかんだでアッという間のひと月になるでしょうね~。

さてさて開発日記の続きです。

Sフルエキ  CBR250RR (9)

まぁ、色々とたくさんのパターンを試してみましたが、パワー特性という意味では出口というか光が見えてきましたが、音量面に置いては正直、ここまで苦戦するとは思っていませんでした。
サイレンサー内部構造も色んなパターンを試す事が出来てそのデータも蓄積する事は出来ましたが、今でこそそれが言えるものの、JMCA加速試験を一週間後に控えた状況では、結構なプレッシャーがかかっていましたね。。。(笑)

前回ブログのタイプ2と称したサイレンサー構造で、音量が大きくなると思われた中、予想外に思ったより音量は大きくなく、まぁ94dB強でしたからこのままでは使えないものの、目から鱗と言うか違う切り口で答えに近づいた感じがしました。
そのタイプ2サイレンサーと触媒位置の変更をした物をテストした結果がコチラ。

タイプ2・1
赤線が仮に少し進化したタイプ2.1としまして青線が現在販売中のフルエキです。

前回のタイプ2と比べて良くなったトコと悪くなったトコが同居していますが、音量的には93dB前後で規制値にはしっかり収まって来ました。
続いてサブチャンバーを装着した方で計測したのがこのグラフです。
チャンバー仕様2・1
ほぼ同じ様なグラフになりましたが、チャンバー室仕様の方はタイプ2の時よりも今回の方が進化してた感じです。

この後、ディフェーザー付きのセンターパイプや更に触媒位置を変えてみたりとテストしていった結果、チャンバー室を装着してるメリットが見出せなくなった事や、やはりレスポンス感が微妙な事もあり、この仕様はここで開発終了。

実は開発当初は既に発売中のフルエキにパワー面では多分不利であろうと考えており、開発の過程では確かにその傾向が顕著でしたが、マフラー開発のアプローチは違うものの次第に良い方向に向いてほぼ同じ特性となってきました。
正直言って、上記のグラフで十分な特性は出ているのですが、乗った感覚的な事でもう少し詰めれるかな?という欲が湧いて出る程、感触は良くなっていました。

そんな中、最終仕様として音量面でもうひと工夫したサイレンサーとセンターパイプの管長を変更したものと組み合わせた「タイプ3」を製作する事にしました。
Sフルエキ  CBR250RR (15)
もう何というか、切ったり張り付けたり、造り直したりと。。。ここまで来れば気力だけの問題でしたね。。。(笑)

Sフルエキ  CBR250RR (16)
そして出来上がったら再度ベンチテストです。
で、出た結果がコチラです。

タイプ3A
赤線がタイプ3のフルエキで青線が現在販売中のフルエキです。
もうほぼ性能面では同じで性能面に関してはOKです。
しかも音量は92dB前後と完全に安定して来ました。

「ヨシ、これで行こう!」と心で決めましたが、加速走行騒音を簡易測定したところ、近接騒音値は安定していますが加速走行騒音値はおそらくギリギリ合格するかな?という微妙な数値です。。。

JMCA加速試験日までは日にちもなく。。。といった状況でしたが、結局は更に音量を抑えた仕様を造る事にしました。

その話は次回のブログでノーマルマフラーとの対比グラフも合わせて書いてみたいと思います。

それでは今日はこの辺りで。

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Author:ダブルアールズ
WR'S(ダブルアールズ)マフラーの開発状況などを掲載。

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