新型 CBR250RR マフラー開発日記  - スリップオンベンチテスト ひとまず完結 -

CBR250RR   スリップオンパワーチェック (10)

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

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毎回、何気にここからスタートしていますが、考えたらここ数年、私しかブログを更新していないのでこれ、要らないですよね?(笑)
何か、一昔前の「ヒロシです...」みたいな事になってるなと、今ふと気が付きました。。。なので次回から無しで(笑)

今日の近畿地方は快晴で、鈴鹿では「鈴鹿ファン感謝デー」が今日明日と華やかに開催されていますが、今日も排気ガスまみれになってベンチテストに勤しんでいました、はい。

上の写真は、気が早いですが国内仕様が発売され、マフラーをリリースした時の追加ラインナップとして考えている、通常の焼き色タイプのグラデーションとは一味違うタイプのサイレンサーです。

CBR250RR   スリップオンパワーチェック (11)
車体の鮮やかなレーシングレッドに似合うかな?と思い、ベンチテストで使いましたが、CBR250RRを購入予定という(ホントかな? 笑)方や、販売店の方から、いいですね!とお褒めを頂きましたが、本当に好評なら晴れてラインナップ追加となる予定です。

因みに最終仕様はセンターパイプの寸法を何度も変えるので継ぎ接ぎ仕様になる前に写真に収めました(笑)

さてさて昨日まですごく順調に来てるベンチテストですが、音量・音質というある意味、一番残してはいけない課題を残して...という事になりましたが、「やってるウチに答えが見つかるだろう」的な最初は軽い気持ちでしたが(笑)、心配なので昨日のうちに何種類かテスト出来る様にサイレンサーの内部構造を用意していました。

CBR250RR   スリップオンパワーチェック (3)
これは前日の最後のグラフですが、レスポンスがそれまでと見違える感じにはなったのですが、その前の仕様では6,000rpm辺りでもノーマルに対して少しアドバンテージが出た様なグラフになっており、それが測定誤差(偶然)なのかどうなのかを探りつつのスタートとなりました。

CBR250RR   スリップオンパワーチェック (6-1)
テスト開始する前には、前日の様に赤斜線の部分は残したまま、矢印の部分を増やしたいなと!(笑)

実は下から上まで満遍なくパワーを上げようとすると、自ずとレース仕様的なサイレンサーになっちゃうんですよね。
いわゆる直管です。
ちなみにレース仕様なら下から上まで綺麗にパワーが上がるのは確認出来たんですが、現時点で弊社の目的はJMCA認証マフラーであって、ただ馬力が出ればいいって話しではなく、如何に音量を抑えつつ音質を整えて、出来るならパワーフィールも向上したいとの目標で開発しているので、いくらレース仕様で馬力を出してみたところで全く持って意味がないんですよね。
余談ですが、このノーマルマフラーに合うスリップオンでレース用を作っても、5月から登場する予定のレースベース車のマフラー(エキパイ)と根本が違うので、造ってもあまり意味が無いです、はい。
まぁ、レースベース車以外の車両でサーキット走行を楽しむ方が居るので無意味ではないですが。。。
「何でそんな事知ってるの?」って事で言えば、私に限らず同業の同立場の方々は皆知っているレベルだと思います、はい。

話を元に戻すと、音量を下げていく方向でインナー径を選定していくと、弊社の構造上、今度は矢印の6,000pm付近はパワーが上がるかも知れませんが、ピーク付近のパワーは下がると思われ、その部分をカバーすべくセンターパイプも含めた容量で何とか調整したいなとの目論みです。って、今までそんな簡単にいった事はあまり記憶にないですが(笑)

案の定、音量を下げればパワーも下がり、パワーを戻せば音量は上がりと。。。あげくには、「マフラー開発あるある」で、パワーは下がって音量は上がるという。。。(笑)

そんなこんなを、それでも最小限レベルで繰返した結果、現時点では納得が出来るデータが出ました。

CBR250RR   スリップオンパワーチェック 最終型
レース仕様まではいかなかったものの、ほぼ全域でノーマルを上回る結果ととなりました。
ファーストインプレションでは8500rpm付近で1馬力以上上がっていましたが、このグラフでは同じ8,500rpm付近で最大2馬力程度ノーマルに比べて上がっています。

まぁ、あくまでもベンチテストの結果ではありますが、乗ってみると本当に乗り味も良く、アクセルとの連動性がかなり良くなりましたね。ちょっと自信ありの仕上がりです。

ちなみにこの仕様での音量は89dB~90.5dB位と、音量との両立もほぼ目標通りです。

先にも書きましたが、センターパイプが継ぎ接ぎだらけな事と、サイレンサーもガムテープを巻いての応急処置仕様(笑)なので、来週にでも作り直してお見せ出来ればと思います。

細かく言えば、プロトタイプ中のプロトタイプなので、量産仕様にした時の再現性が現時点ではうまくいくか作業は残っていますが、再来週に行われるJMCA認証試験に、とりあえず持って行ってみようかな?と考えています。

インドネシア仕様なんで、JMCA認証試験を合格しても車両型式が違うのであまり意味はないのですけどね。。。(笑)

その上でまた国内仕様が出たら、そのバイクで最終確認及び必要であれば寸法の微調整を行う予定です。

「えっ?国内仕様も買うの?」という答えは。。。はい、当然ですよ!(笑) 
もちろん買ってベンチテストもし直して検証しますよ。
ここまでやって、このバイクが価格的にもどれ位の数が売れるかは全くの未知数ですけどね。。。社長、ゴメン!(笑)

まぁ、得意にしているこのクラスなので引き続き頑張ってみます。

CBR250RR   スリップオンパワーチェック (13)

それでは今日はこの辺りで。
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