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新型 CBR250RR マフラー開発日記  - スリップオンベンチテスト - ですが。。。

CBR250RR ノーマルパワーチェック (7)
WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

午前中、東大阪は小雨が降っていたので、天気が回復する昼からベンチテストをする事にして午前中はその為の準備をしていました。

昨日、ノーマルのベンチテストデータを載せましたが、6速で計測した事でスピードリミッターがかかり、12,000rpmを過ぎたところまでしか計測出来なかったのであらためて5速で14,000rpmまでのパワーグラフを取りました。
アメブロでも書きましたが、マフラーを造る上で特性を見極める為にもピークパワー以降のレブ特性を知りたいことが理由のひとつです。

結果、5速で取ったパワーグラフはこんな感じです。

CBR250RR ノーマルパワーチェック (5)
とても力強いパワーカーブですが、ピークパワーを発生した以降の落ち込みが想像よりは大きく感じますが、それでも立派なグラフです、はい。
最大トルクの発生回転数に関しては、やはり発表されている回転数より1,000rpmほど手前で、念の為に一緒のタイミングで購入したBEAMSさんにも連絡をして確認してみました。
BEAMSさんの開発M島さんトコでも同じく、やはり最大トルク発生回転数がカタログより1,000rpmほど手前で発生している事を確認、何なんでしょうね??国内仕様の公式カタログスペックを見てみないと何とも言えませんがインドネシアのアストロホンダのHPでは11,000rpmになっていますしね。。。

雑誌とかの誌面ではパワーチェックデータも出てますけど、気が付いてないのか、そこには触れてませんしね。。。
それはさておき、あらためてR25との比較データはこんな感じです。
CBR250RR ノーマルパワーチェック (4)
まぁ、車両とのこうした比較はこれで終わりにして肝心なスリップオンにまずは集中していきたいと思います。
YZF-R25ユーザーの皆さん、気分の良くない比較、ごめんなさい。でも大丈夫です。弊社のフルエキではこんな感じになりますので良かったらご検討くださいね!(すみません、宣伝で 笑)
YZF-R25 マフラー開発ブログ

何種類か造ったサイレンサーをテストすべく、まずは慣らしの時に乗っていた最初のサイレンサーでテストです。
ちなみに上の写真は違うパターンのグラデーションがかかっていますが、中身はそっくりそのまま最初の仕様を移植しています。
で、出た結果がコチラ。
CBR250RR ノーマルパワーチェック (9)
黒線がノーマルで赤線がスリップオンです。

正直言って、これだけノーマルがすごいのでスリップオンではノーマルを超えれるかな?と思っていたので、ファーストインプレッションとしては予想に反していい感じです。
ピークパワーに関してはノーマルに対してかろうじて0.2PSアップですが、発生回転数がスペック通り200rpmほど後ろに移動して12,500rpmで発生していますが、ピーク以降の落ち込みも少し改善していますね。

基本的に現時点でノーマルを下回る様な部分はなく、7,500~10,000rpm、そして10,000rpm~12,000rpm迄の、ノーマルが少し弱いカーブを描いてる部分で力強いカーブになっているのが確認出来ます。

グラフではその差が小さく見えますが、どれ位パワーが出てるのでしょう?という事で少し細かくチェックしてみます。
CBR250RR ノーマルパワーチェック (10)
まず、8500rpm(写真では8,483rpm)を中心にパワーが上がっていますが、ここの数値を見てみると。。。
CBR250RR ノーマルパワーチェック (11)
左上の22.54という数値がトルク(N・m)で右上の27.21という数値がが馬力(PS)で、これがスリップオンの数値です。
一方、ノーマルは左下と右下に表記されていますが、ノーマルに対して1馬力以上、8,500rpm(写真では8,483rpm)で上がっている事が確認出来ます。

また、11,000rpmを中心とした部分をピックアップしてみると。。。
CBR250RR ノーマルパワーチェック (13)
CBR250RR ノーマルパワーチェック (12)
ここでもノーマルに対して1馬力弱、パワーが上がっているのが確認出来ます。

このグラフを見て感じた事、それは「このバイク、パワー上げるの難しそう。。。」が本音です、はい(笑)
ホント良く出来たバイク(マフラー)なんですよね。隙がないというか。。。

言い訳はしませんが、JMCA認証試験という厳しい近接・加速走行騒音試験を通す為にしっかり消音しながらパワーを上げて...という作業が、このCBR250RRでは非常に難しそうですね。

ただ現時点で、グラフを眺めながらネガな部分はほぼ無いので、長所を伸ばすという事においては、ここをこうすればこの部分が良くなるよね!みたいな事は既に浮かんでいます。
っていうかある意味、乗った感じとほぼイメージ通りだったので、「この場合はこうしよう!」という想定の下、サイレンサーを何タイプか造ったんですが。。。まさかのシャーシダイナモがトラブルで、原因探しと修理で先程まで掛かってしまいました。。。

大事に至らず、どうにか復旧させられましたが、17時近くなったので続きは明日に持ち越しです、はい。

何か勿体ぶっている様で申し訳ないですが、期待と悪夢は明日に取っておきましょう(笑)

具体的にはこうです。
CBR250RR ノーマルパワーチェック (8)
この赤斜線の面積を増やすべく、まずはサイレンサーの仕様違いから、そして必要に応じて各部の寸法を触っていきたいと思っていますが、センターパイプを触る時はこの部分、サイレンサーの場合はここを、といったイメージは出来ています。

パワーが上がり難いと言う割には変な自信がありますが(笑)、それもこれも乗ったイメージとパワーグラフのイメージがほぼ一致した事が要因ですが、笑うのか?泣くのか?

それではまた明日に!
今日はこの辺りで。。。シャーシダイナモ直って心からホッとしました。。。(笑)




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Author:ダブルアールズ
WR'S(ダブルアールズ)マフラーの開発状況などを掲載。

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