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新型GROM マフラー開発日記

新型GROM マフラー開発 (1)

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。
本日はJMCAマフラー会議が名古屋にて行われていたのですが、申し訳ないと思いつつ、新型GROMのマフラー開発に力を注いでいます。

3月にマフラー部会長の任期を終えたとはいえ、4月からはマフラー部会相談役として、微力ながら引き続きお手伝いをさせて頂く事となっている手前、皆さんが業界の為に努力されている中、本当に申し訳ないと思っていますが、会議に来られてるマフラー会員さん達がしっかりと直面する課題や業界の方向性を見定めてくれている事と思うので、私も今は目の前の仕事をしっかりとこなしていきたいと思います、はい。

さて本題ですが、新型GROMのベンチテストを行いました。

まずはパワーグラフを見てもらいましょう。
新型GROM マフラー開発 (2)
赤線が新型GROMです。ちなみに青線が旧型GROMです。
測定した時期や気温・湿度等も違うのであくまでも参考データという事でご理解下さいね(優劣表ではございません)

一見、一長一短で判断に迷うグラフに見えますが、新型GROMは5,000rpmを越してからピークパワーの出る7,000pmを超える辺りの力強さはグラフ以上に感じましたね。
確かに低速域は旧GROMの方がいいのですが、実際に乗っての体感としてはアッという間に回転が上がっていくのでトルクが弱いとかは感じないと思います。
7,500rpmを越した高回転域ですが、こちらは新型GROMの方が前モデルより明らかにしんどそう...というか、燃調的にかなりシビアそうに感じました。(パワー出しにくそうというか...)

しかしながらシャーシダイナモ上では9,000rpmまで普通に回りますけど、実走では乗ってる人の体重や風圧でここまではなかなか回ってくれないので、結果として新型GROMの方が加速感はいいのかなと。

個人的な見解としてエンジンではなくノーマルマフラー同士なら前モデルのマフラーの方がマフラー自体の能力としてよさそうに思いますね。
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Z125PROでもそうでしたが、こんなお弁当箱の膨張室を持ったマフラーとしては、ホント良く出来てるなぁとあらためて感心しますね。

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横から見た写真。
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これは反対側から見た写真です。
メーカーって凄いですね、こんなお弁当箱でこんなパワーカーブを造るのは私には無理です(笑)

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上がZ125PROで下が新型GROMのマフラーです。

ちなみにZ125PROの方がお弁当箱の容量がかなり大きく、エキパイの径に関してはZ125PROがφ25.4で新型GROMがハンドルと同じ径のφ22です。

それにしても新型GROM、エキパイが細いですね~、ちょっと驚きです。
まぁ、お弁当箱(膨張室)との兼ね合いもありますからこのエキパイが太いからって直接的なパワーグラフの影響は無いとは思いますけどね。

マフラーを外し、エンジン下に目をやると何やらM8タップされた穴が4箇所程あります。

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前のGROMもこんなんなってたかなぁ?と思いつつ、GROMレースベース車に装着されてるエキパイを何気に付けてみます。。。

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ちなみにこのレースベース車用のエキパイ径はφ25.4です。
ミニ系のマフラー屋さんがこの径のパイプを採用する理由が分る様な気がしますねぇ。。。(私は多分採用しませんが...)

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まさかレースベース車用の取り付け穴では無いでしょうが、この穴を利用してエキパイが装着される仕様になっています。

で、ここからどうするかと言いますと...あくまでもGROMカップのマフラーですが、せっかくなので市販車GROMにレースベース車のマフラーでどんなデータになるのか参考までに見ておこうかなと思っています。

興味本位でやっているのとは違いますよ!(笑)
あくまでもこれから造るマフラーの為のデータ取りという事でです。

もちろん、本来の目的であるJMCA認証試験に向けて急ピッチにマフラー開発を進めて行きますのでご心配なく!
って、誰が心配してるんやろ(笑)

それでは次回をお楽しみにと言う事で、今日はこの後、豊中BOSSと相○君と悪巧みがありますので、この辺りで失礼致します。

新型GROM マフラー開発 (10)
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Author:ダブルアールズ
WR'S(ダブルアールズ)マフラーの開発状況などを掲載。

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