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『TEAM HOOTERS KTM with 斉藤祥太』 2015鈴鹿8時間耐久レース 決勝

RC8R 2015鈴鹿8H耐久 スタート (6)

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。 ※注意) ブログも耐久並みに長いです(笑)

ちょっと疲れ気味(?)のヒゲのオジサンはキアヌさんです(笑)
今年はMOTO GPライダーや元MOTO GPチャンピオン等々、ここ最近の盛り上がりを感じさせてくれる鈴鹿8耐となりましたね。
ちなみにキアヌさんは猛暑の中デモランを行い、スタートフラッグを振るという大役をピットの目の前でやっていってくれました。
盛り上げて頂き関係者としては大変嬉しいハプニングでした。

さて決勝当日ですが、天候は晴れで昨日より暑くなりそうな、いや間違いなく昨日より暑い決勝日を迎えましたが、午前7時からの早朝ピットウォークを終えてその直後のウォームアップランで各ライダーが確認をして無事スタートを迎える事が出来ました。

RC8R 2015鈴鹿8H耐久 スタート (4)
RC8R 2015鈴鹿8H耐久 スタート (3)
前日の朝に最終確認を行ない、第一ライダーは奥田選手、第二ライダーが豊田選手、そして第三ライダーが大樂選手で基本的なルーティンは8回でチェッカーはこの流れで大樂選手が受ける予定です。

実は8耐一週間前の転倒により豊田選手は杖を使っての歩行で、場合によってはスティント回数や週回数の変更も視野に入れてのスタートです。

午前11時30分、カウントダウンの拍手と共に一斉にスタート。
RC8R 2015鈴鹿8H耐久 スタート (1)

予選37番手でしたが、エンジンが掛からず少し順位を落としてしまいました。
それに後で写真を見て気が付きましたが奥田選手は、かけっこにも遅れており、この写真にはまだ奥田選手が写っていないですね(笑)
RC8R 2015鈴鹿8H耐久 スタート (2)
RC8R 2015鈴鹿8H耐久 スタート (5)
正直言って私はホッとしましたね。
スタート直後はアドレナリン全開なので同じ順位の近辺で同じペースで争われる事を内心ヒヤヒヤしていましたから。

各ライダーはミーティングで決めたペースで他車と争い過ぎず淡々と走ってくれました。
現実的な目標周囲数を決めてそれに向かう事で答えは最後に必ずやって来るという指示に対して熱くなり過ぎず闘争心を抑えて各ライダーが走ってくれた事に本当に感謝ですね。

RC8R 2015鈴鹿8H耐久 1スティント目 (2)
RC8R 2015鈴鹿8H耐久 1スティント目 (1)
ちなみに奥田選手はある程度順位を戻して交代。
1時間経過時点で38位とまずまずの位置です。

RC8R 2015鈴鹿8H耐久  2スティント目 (2)
RC8R 2015鈴鹿8H耐久  2スティント目 (1)
第二ライダーの豊田選手は順調に周回を重ねていたものの、ヘアピンでスリップダウン。
直後に他のライダーの転倒によりSC(セーフティーカー)が入ります。

実はこの時点で、その前のラップタイムが30数秒遅く、偶然モニターで豊田選手らしき人物が一瞬ヘアピン辺りで写っていたのでピットロードまで見に行き、結果として「オーバーランでもしたかな?」位に思っていたのですがSCが入った後も走行可能の様子でしっかりとルーティンを守ってピットイン。
RC8R 2015鈴鹿8H耐久  2スティント目 (3)

この時、またしてもコース上でSC導入。ちなみにこの日は計6回のSC導入がありました。
幸いにもSC誘導中だった事、ダメージが少なかった事もあり、約6分間(転倒諸々のロスは倍の12分ちょっと)の作業もあまり大きく影響を与えずに大樂選手にバトンタッチ。2時間終了時のポジションは転倒もあって51位。

RC8R 2015鈴鹿8H耐久 3スティント目 (3)
RC8R 2015鈴鹿8H耐久 3スティント目 (2)
特に問題は無さそうでホッと一安心。
しかし、何故だか胸騒ぎがしてピットロードのチームが私用に用意してくれた止まり木(脚立の上です 笑)に座って様子を見ていると。。。 何故だか10周目に緊急ピットイン!
結果としてサインミスという事で何事もなくそのまま予定周回数をこなして再び奥田選手にバトンタッチ。

これ位の事、我々のレベルでは。。。稀にあったりします(汗) (もちろん無い方がいいですけど 笑)

ここからは挽回あるのみですがそれでも慌てる必要もなく淡々と決められたレースペースで周回をこなしてくれます。

RC8R 2015鈴鹿8H耐久 4スティント目 (2)
RC8R 2015鈴鹿8H耐久 4スティント目 (1)
奥田選手の走り。前を追うペースでありながら非常に安定感があります。

心配していた豊田選手の体調ですが本人に確認したところ、全然OKとの事。
予定通りの周回数をこなしてもらいます。

RC8R 2015鈴鹿8H耐久 5スティント目 (2)
スリップダウンはしたもののやはりベテラン。安定感があります。
RC8R 2015鈴鹿8H耐久 5スティント目 (3)

豊田選手は怪我を押しての出場でしたが、天が見方してくれたのかこの日3度目となるSCカー導入で身体の負担の軽減にもなったと思います。
結果として、同時に水温も暑い時間帯の中、抑える事が出来たのも今年のレースでは展開が向いた点にあげられるでしょう。

そして大樂選手、奥田選手と順調にバトンを受け継いで行き、3時間目には45位、4時間目には46位、5時間目には38位とどんどん順位を回復していきます。

RC8R 2015鈴鹿8H耐久 6スティント目 (3)
RC8R 2015鈴鹿8H耐久 6スティント目 (2)
RC8R 2015鈴鹿8H耐久 7スティント目 (1)
RC8R 2015鈴鹿8H耐久 7スティント目 (2)

実はレース中、一つ気にしていた事がありまして。。。
去年、過酷な耐久レースにおいてチタン、それもチタン合金のマフラーにクラックが入り、レース中にライダーが入るプールの水をかけて冷やし、マフラー交換して再スタートした経緯があり、対策はしてましたが今年もそれを一番気にしていました。
なので、何処に居ても常にストレートを通過する音を気にして聴いていました。

しかし、それもこの時間帯を越してどうやら乗り切りそうな感じで、後は淡々とライダーに頑張ってもらうのみです。
私も簡単に書いていますが、ピットをウロチョロするだけで汗だくで、ライダーの負担は想像を絶します。

RC8R 2015鈴鹿8H耐久 8スティント目 (2)
RC8R 2015鈴鹿8H耐久 8スティント目 (3)
RC8R 2015鈴鹿8H耐久 8スティント目 (1)

最後のスティントで大樂選手に交代する頃には陽が落ち始め、いよいよライトの点灯時間、いわゆるナイトセッションが始まります。
RC8R 2015鈴鹿8H耐久 チェッカー (2)
チーフメカの西山君が声を掛けていよいよラストラン。

順位は6時間目、7時間目が共に36位と、戦略的にも良い感じ。
ちなみにVツイン勢には約3周以上の差を拡げて堂々のトップです。

そしてチェッカー。

RC8R 2015鈴鹿8H耐久 チェッカー (1)
RC8R 2015鈴鹿8H耐久 チェッカー (3)

スポンサー、テクニカルスポンサーを含め、KTMジャパンのご協力の下、皆さんの応援のおかげ様で決勝は31位(外車勢10台中5位)という結果となりました。

ライダーからは各コーナーでオレンジ色の旗やタオルを振って応援して頂けた事が大変嬉しく、心強かったとコメント頂きました。

皆さん、本当にありがとうございました。
またHOOTERSやご家庭でTVで応援して頂いた皆様にも御礼申し上げます。

ライダー、そして裏方さんをしたスタッフ一同の皆さん、本当にお疲れ様でした。

総評する立場にはないですが、個人的には色々と考えさせられるレースにもなりました。
私達は去年作った寄せ集めの集合体で、言わばある意味においてアマチュアチームです。
アマチュアと少し違うのはBOSSを筆頭に、命の重さを理解し、関わる人間の安全性を最優先しながら限界を探るという、良くも悪くも恐さを知った人が多く居る事でしょうか。(普段はレースに携わらずに普通にマフラー造ってます)

ライダーは常にベストを尽くそうと様々なリクエストをくれますが、チーム主導で方針に合わない決め事は頑として首を縦に振らない事、逆に必要な事は最大限時間を惜しまず努力する事がチームだと言えます。
チーム事情によりライダーも多くの辛抱を強いられた面もあったでしょうが、このチーム、本当に良くコントロールされていたと思います。

メインスポンサーであるHOOTERSの首脳も含め、レ-スクイーンも一緒になっての一体感。
ちなみに去年は気負った面もあり目一杯、行き過ぎた感が少しありましたが、トラブルが無かったとはいえ結果として今年、ここまで順調な結果が出るとはある意味、驚きです。
色んな運にも恵まれたでしょうが良くも悪くもリザルトが全ての世界で、今年のチームは非常に上手くやれたと思いますね。

人生で一度くらいは経験したいレースを経験出来た気分です(笑)
後に振り返ってみると今後のレースではもう無い、ミラクルだったかも知れませんね。

関わった皆様に感謝です!

最後になりましたがサポート頂きました各社様に御礼を申し上げます。(順不同、敬称略)

株式会社エッチジェー/ HOOTERS JAPAN
KTM JAPAN株式会社 
株式会社ベビーフェイス 
株式会社キジマ
株式会社ダブルエム
岡田商事株式会社 / PANOLIN / AZ-Battery  
三和軸受工業株式会社 / SJK
株式会社フリクション
株式会社D.I.D 
株式会社アイ・エス・エー
株式会社ヨシムラジャパン
株式会社レーシングワールド
株式会社マジカルレーシング
株式会社ケミテック
有限会社ジェイスタイル
テーラデザイン
KTM東海
株式会社ノーブレスト
SHANI株式会社
株式会社NTR
住友ゴム工業株式会社/DUNLOP

RC8R    2015 8h耐久 (11)
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Author:ダブルアールズ
WR'S(ダブルアールズ)マフラーの開発状況などを掲載。

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