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KTM 125DUKE マフラー開発日記

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

先週末の寒波から少し和らいだ感じですが、週末以降は寒さが本格化しそうな気配ですね。

あっという間に今年も20日を残すのみとなりましたが、目の前の仕事を急ピッチでこなして、年内の課題は年内中にと相変わらず慌ただしく過ごしています。

昼は仕事、夜は忘年会と。。。 この時期は1年で一番身体に悪い日々が続きますが(笑)、個人的には明日が最後の忘年会です。(今のところ…)

明日は、今年8耐でKTM 1190 RC8Rで「TEAM HOOTERS with 斉藤祥太」として一緒に戦ったBEAMSさん、オーファさん、ライダー、クルー、そして今年のレースではリヤタイヤ交換担当というプレッシャーを物ともせず、レースメカ顔負けの仕事をこなしてくれた、俳優の斉藤祥太君も大阪に集結しての忘年会です。

場所は。。。 ご想像の通り、メインスポンサー様のお店です(笑)
と言っても、ブログを読んでる業界関係者が来ても忘年会に飛び入り参加は出来ませんので悪しからず(笑)

ちなみに本日予定だったJMCA加速試験が雨で順延になり、明日に変更となりました。
したがって私は明日、浜松に居てる事になるのですが、果たして忘年会の時間までに大阪に帰って来られるのでしょうか?(笑) 

その明日になったJMCA加速走行試験には、このバイクを持って行く予定です。

125duke マフラー 開発日記 (1)

KTM 125DUKEです。ブログ更新が遅れていますが、完成しました!いい感じに仕上がりましたよ!
この125DUKEも690DUKE同様に、エンジンや車体廻りのノイズが加速走行騒音試験に影響出そうな感じではありますが、無事合格して欲しいと願っています。

という事で、ここまでの開発経緯をブログで紹介して行きたいと思います。

まずはノーマルグラフを振り返ってみましょう。

125duke ノーマルデータ

こんな感じのパワーグラフですが、スリップオンを造るにあたって、私的には125DUKEの長所である加速力にポイントを置き、開発を進めて行く事としました。

前にも書きましたが、このバイクの魅力はロードタイプのバイクとして125ccとは思えぬ素晴しい加速感が持ち味です。

信号待ちからのスタートダッシュを更に向上させる事で、排気量的なハンデを感じず、よりスムーズに車の流れに乗れる様になれば。。。 って事を目標にスタートです。

とはいえ排気量的には125cc、フルエキでは無くスリップオンという事で、どこまで改善が出来るかと言えば、大幅な向上は難しいと思いますが、ノーマルのマフラー(エンジン下の膨張室)を見る限りは少しは何とかなりそうです。

理想はこんな感じです。

125 duke ノーマルデータ

我ながら大きく出ました(笑) 
エキパイの長さがかなり長い事や燃調諸々の事を考えるとピークパワーを大きく向上させるのは難しいですが、せめて斜線(赤線)の部分は何とかカバーしたいなと考えてスタートしました。

ちなみに誤解の無い様に先に書きますが、パワーカーブは基本的に燃調がノーマルのままなので写真の黒線の様にパワーカーブ自体が大きく変わる事はありません。 あくまでも理想としての話です、ハイ。

まず、手始めにセンターパイプの管長を長くする事からスタートし、同時にベンチテストをしながら口径を見極める予定でスタートです。

そのファーストインプレッションがこちら。

ノーマルvs①
黒線がノーマル、赤線が試作1号です。

この時点で、何気に方向が間違っていない事が確認出来ました。
ピークパワー付近の向上を探る為に少し短いセンターパイプでもテストしてみましたが、ピークも低速域もパッとしなかったので短いタイプは即、却下となりました。

ではという事でセンターパイプをエンジン下でUターンさせて管長を稼ぐ方法で長くしたセンターパイプで再度、ベンチテストです。その結果がこちら。

ノーマルvs①ロング
ピークパワーは変わらぬものの、明らかに4,500~6,000rpmの特性が良くなりました。
ちなみに試作1号との比較がこちら。

①vs①ロング
青線が試作1号で赤線が2号(ロングタイプ)です。

うん、方向性は悪くないみたいですね。

どんな感じにロングになっているかというと、こんな感じに管長を稼いでいます。

125duke マフラー 開発日記 (2)

先日、カスタムピープル誌やU400(アンダー400)誌でおなじみの㈱クレタS氏が、「レイアウトがエロいですね!」と絶賛(?)してくれました(笑)

この後、更に数種類の管長を試してみましたが、もう一つ変化が見られず。。。

各タイプ

乗ってみての感想としても特に変化が見受けれずといった感じに。。。

という事で、これで完成です!! 。。。って事には弊社の場合ならなくて(笑)、見解としてはセンターパイプの径を変更する事でもう少し4,500~6,000rpm域の改善、そしてピークパワー近辺も改善するべく開発は継続です。

その続きは次回という事で。

あっ、ノーマルマフラーの取り外しに関して書けていないですね。
次回、必ず触れてみたいと思います。

それでは今日はこの辺で。
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ダブルアールズ

Author:ダブルアールズ
WR'S(ダブルアールズ)マフラーの開発状況などを掲載。

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