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KTM 1190 RC 8R JSB1000 鈴鹿選手権参戦 &8耐合同テストに参加しました。

レース (8)

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

「Team HOOTERS with 斉藤祥太」 として先週は合同テスト&鈴鹿選手権に参加して来ました。

1台でさえ大変、それもチームとしての初レースなのに2台走らすって事は更に大変な作業でしたが、チームクルーのスタッフやライダー達の頑張り、それに普段と違い(?)、サーキットで見るBEAMS田中監督はすごく頼もしく、田中監督の下、スタッフが良く頑張ってくれたおかげでテスト&レースウィークを皆で乗り切りました。

無理してでも2台走らせたかったのは、第2ライダーの大楽選手はレースの拠点が九州のオートポリスで、同じRC8Rを走らせるものの、タイヤメーカー、それに彼が使ってる足回り自体が違う事で、8耐本番に向けて少しでも車両に慣れてもらう必要性を感じたからで、田中監督にも相談の上、了承頂いて2台体制でのレース参戦となりました。

木曜の合同テストに大楽号にもレース用カートリッジの入ったフロントフォークが間に合った事もあり、雨のテストにも関わらず2台とも同じ仕様で走れた事は結果として非常に有意義なテストになったと思います。

これはライダー及びスタッフの働きはもちろんですが、サスのセットアップに貢献し、チームスタッフ全体をケアしながらライダーの意見を反映してセットアップしてくれた第一ライダーの相馬選手の力によるところが大きいと思います。

現在、相馬選手は怪我でリハビリ中ですがチームの為に毎回同行してくれて、ライダーの意見を吸い上げて車体をセットアップしてくれてる姿には、本当に頭の下がる思いです。

走る事がライダーとしての本来の姿ですから、非常に複雑な気持ちになってるであろうと思いますが、チームスタッフにはそんな姿を見せず、実に精力的に取り組んでくれている姿を見て、あらためて相馬選手の復活を強く願う気持ちになりました。

実は相馬選手はこの日、リハビリ中の確認の意味も兼ねてバイクを走らせてくれました。

合同テスト (1)
鈴鹿のシェイクダウンから合同テスト、週末のレースに出場する奥田選手(左)と相馬選手(右)

合同テスト (4)
8耐用のツナギでピットを出て行く相馬選手です。

リハビリ中の確認。。。ではなく、第一ライダーとしての彼の責任感からの行動でもあったのではないかと私は思います。
彼の背中からそんな気配を感じ取れたのは私だけではなかったでしょう。
その姿にいい年したオッサンの私は思わず目頭が熱くなりました。
時期は問いません。相馬選手の復活をチームスタッフ全員で待っていますよ!(頑張れ!相馬!)

ちなみに合同テストで同じピットのお隣さんは、同じ1190 RC 8Rを走らせるハマグチレーシングでした。

合同テスト (3)
Tカー合わせて、この日はピットに1190 RC 8Rが5台も並ぶというKTMファンにはたまらない光景が広がっていましたよ!

合同テストでは淡々とメニューをこなし、しっかりデータ収集を得る事が出来ていよいよ次の日から鈴鹿選手権(フルコースです。)

奥田号と大楽号
ツヤ消しブラックのこの外装は8耐本番用ではありませんが、なかなかの雰囲気を醸し出しています。

前日は最後のテストしかドライで走れる状況に無かった事もあり、細部のセッティングを確認する意味も含めて金曜の走行に入ります。

レース (14)
1号車のたかやっちこと奥田選手。

レース (7)
2号車は大楽号

順調に作業をこなしていよいよ土曜日の予選を迎えます。

ドライとはいえ、雨上がり後の条件の悪いドライの中でタイムを詰める作業ではなく、二人とも淡々とサスのセッティング作業をこなす姿を見て金曜の夜、奥田選手に「明日は何秒目指すの?」と聞くと彼は「とりあえず14秒にかすりましょか?」となかなか頼もしい答えが帰って来ました。(その時点でRC8Rにおけるベストラップやん!)

頼もしい返事をもらい、さて予選です。

予選の結果は

レース (9)

奥田選手が何と2番手! それも14秒をかするどころか14秒2という好タイム!

レース (3)

大楽選手もタイヤメーカーやサスを変更した車両で予選10番手と大健闘!

JSB1000という日本最高峰のクラスにおいて予選2番手に1190 RC 8Rが来てるという事実はパドックの皆さんにかなり衝撃を与えたみたいで、(正直言って私も驚きましたが)、「 RC 8R、なかなかやるやん」とい声があちらこちらで聞こえて来ましたね。(既に1190 RC 8R史上最速タイムです)
また今回の鈴鹿選手権は8耐に出場予定のチームが半数以上で、その中での好結果はチーム初レースとしては自身の持てる結果となりました。

そしてレース本番です。
レース (6)
レース (13)

スタート良く大楽君がロケットスタートに成功し、1コーナーでは2番手、奥田選手も3番手で進んでいきます。
奥田選手は3週目にはトップの久保山選手のアウトからダンロップコーナーで仕掛け、何とJSB1000クラスで1190 RC 8Rが史上初のトップを走ります。
しかしながら悲しいかな、1190 RC 8RのトップスピードはCBR1000RRには大きく及ばず、あっさりパスされますが、その後も頑張って食らい付き、2位で堂々の表彰台ゲット!!

大楽君の方はスタート直後にリズムが狂い、一時は8番手まで下がったものの、後半リズムを取り戻すと彼本来の走りで15秒台に入れて追走、結果5番手で入賞と二人とも最高のパフォーマンスでレースを終える事が出来ました。

レース (1)
レース (5)

JSB1000クラスで1190 RC 8Rが2位と5位、レース中はこの2台が2位、3位をランデブー走行してた事もあってレース実況は1190 RC 8R一色の実況となっていましたね(笑)

ちなみに外車勢はKTMが3台、BMW勢が6台、ドゥカティ勢が5台、アプリリア勢が1台の総勢15台がエントリーしていましたが、堂々の外国産車でワン・ツーでした。

レース (11)レース

レース (4)

ライダーとスタッフの皆さんには本当に感謝ですが、今回の私の裏MVPは相馬選手です。
ライダーに対して彼のサポートがあったからこそこの結果に繋がったと思っています。

さぁ、浮かれ気分はここまで!

鈴鹿選手権の出場もそれ自体が目的ではなく、あくまでも鈴鹿8耐を目指す過程に過ぎません。
これからが本当の勝負ですので、8耐に向けてしっかり準備を急ピッチで進めたいと思います。

最後になりましたが、スポンサー並びにテクニカルスポンサーの皆様、本当にありがとうございます。

また現地で応援下さったたくさんの皆様、本当にありがとうございます。

皆さんに支えられてこうしたレース活動が出来ている事にチーム一同感謝を申し上げます。

今後もKTMファンのみならず、少しでも皆様にワクワクして頂ける様、進んで行きますので、宜しくお願い致します。
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ダブルアールズ

Author:ダブルアールズ
WR'S(ダブルアールズ)マフラーの開発状況などを掲載。

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