FC2ブログ

GSR750用スリップオンマフラー 最終仕様決定です。

gsr750 SO (3)

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

長らくお待たせしました。
GSR750用スリップオンマフラーのディティール面での最終仕様がようやくというか、やっとお知らせ出来ます。

750ccという排気量やそのパワーから来る排気温度は、400ccクラスの排気温度とは違い、かなりの熱量となります。
この400cc以上クラスの600cc~800cc位までの通称「ミドルビッグ」クラスの仕様に適応すべくセンターパイプに特殊コーティングを施す事で半永久的に熱による経年変化を防ぐ事に成功しました。

このクラスのセンターパイプに弊社はステンレス素材を採用しますが、重さではチタンに若干劣るのものの、素材そのものはチタンより熱に強く、質感が保てる前提の話においてはコスト面に関してもチタンより、リーズナブルな価格設定が可能で、高品質でありながら低価格という面でかなり貢献してくれる事になります。

ただし、質感が保てる事が前提ですけど。

ステンレススチール(通称ステンレス)は文字通り、錆び(ステン)ない(レス)鉄(スチール)の略ですが、例えば一般的な家庭の台所に使用されているステンレスは、鉄の成分が多いステンレスなので厳密には錆びて来たりします。

またCB400SF REVOに使われているノーマルのステンレスエキパイも実は鉄の成分が多いステンレスなので、すぐに焼き色が付きはじめ、茶色っぽくなって酸化(いわゆる錆び)が顕著に始まりますよね。

ちなみにREVOのエキパイの素材ですが、ステンレスとはいうものの、磁石が見事くっ付いてしまいますが、これは鉄だからという事ではなく、あくまでも鉄の成分が高いステンレスだからです。
これは車両メーカーとしてコスト面の問題で致し方ない事なんでしょうけどね…

弊社が使用するステンレスはもちろんの事、磁石がくっ付いたりはせず、ステンレスの最高級素材である「SUS304」という素材を使用するのですが、磁石がくっ付くステンレスよりもコストは大幅に高いものの、やはり質感の良さは抜群で、より長くご愛顧頂くという意味においては、信頼性が高い素材として重宝して使っています。
(ちなみにSUS304においても僅かながら磁性自体は持っています)

ただこの高級素材であるSUS304も、常に高温にさらされる事によって黄金色に変化し、その後はREVOのエキパイと同様に茶色に変化して酸化(いわゆる錆び)が始まってしまうのですけそ、今回のGSR750用のセンターパイプは、これを抑えるべくステンレス素材の表面に特殊コーティングを施してその経年変化を防ごうと試みました。

まずは下の写真を見て頂きましょう。

耐熱テスト (1)

何の変哲もないステンレスの板ですけど、上半分には特殊コーティングを施してます。
これを火であぶると。。。

耐熱テスト (2)

どうですか?素材に特殊コーティングを施した上半分は見事に変色を起こしていないのが見て取れます。
すごいでしょ!

例えばベンチテストでここまで温度を上げても。。。

試験中

ほら、この通り全く変化が起きません。

ナノ膜有り

私自身、あらためて写真を見てもやはり驚くばかりです(笑)

この様にステンレス素材に特殊コーティングを施す事でセンターパイプを半永久的に熱から守ってくれるのがこの特殊コーティングです。

普通にこの特殊コーティングすると結果としてコスト面でチタン素材よりも高くなってしまう所でしたが、関係会社の多大な協力、ご理解により、しっかりとコストを抑える事に成功。

半永久的な質感を価格面で最大限抑えて発売する事を実現出来る事になりました。
道のりは長かったですけど、ミドルビッグクラスの商品ラインナップはこの仕様で発売する事が正式に決定、今後ミドルクラスに関しても、この特殊コーティング仕様の設定も検討しています。

価格に関しては、このシリーズで発売予定のZ800用スリップンマフラーとともに近日中に発表します。

またこの製品にはスリップオンマフラー交換に必要なマフラーガスケットも付属しての発売になりますので、ご購入後はすぐに装着して頂ける様に配慮しております。

発売日等に関しても近くブログでお伝えしたいと思いますので、お問い合わせ頂いていた皆様、今しばらくお待ち下さいね!

それでは宜しくお願い致します。

gsr750 SO (2)
gsr750 SO (1)
最終プロト


スポンサーサイト



プロフィール

ダブルアールズ

Author:ダブルアールズ
WR'S(ダブルアールズ)マフラーの開発状況などを掲載。

リンク
訪問者
現在の閲覧者数:
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
QRコード
QR