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GSR750 マフラー開発日記 

DSCN7292.jpg

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

長らく開発日記が中断して申し訳ございませんでしたが、今日から少しずつピッチを上げての再開です。

といいながらも、相変わらずバタバタで手のつけようもない位に忙しいにも関わらず、今年は8耐に向けての準備まであるので結構睡眠不足ですね...(既に始まってるというか、準備が既に遅れてる感じですけどね)
詳しくは書きませんが、純正レース用外装パーツが車種違いかと思わせるほど寸法が違い、アッパーカウルからシートに至るまでポン付けで装着出来るパーツはなく、外装担当の徳ちゃんの活躍で何とか鈴鹿ファン感に間に合う様に頑張ってくれましたが、カウル類に関しては、どれもこれも完全に造り直しです。

取り付け精度の高さには定評があり、信頼感バツグンの徳ちゃんに頑張ってレース用カウルを造ってもらいましょう!

それ以外にもレースサポートして頂くスポンサーさんをはじめ、パーツの選定作業やフィッティング確認等もあり、昨日も耐久用の前後のクイック関連の打ち合わせをして来ましたが、図面から起こすパーツも山積みです。

まだまだやる事は沢山ありますが、まぁ、頑張ってこなしていくしかないのでテキパキやって行きたいと思います。
(カラーリングも早く決めてしまわないと。。。)


さぁ、そんな事は置いといてGSR750です(笑)

カタログスペックでは106psを10,000rpmで発生するのですが、元気の良さが際立つこのバイクの性格を探って行きましょう。

ノーマルでのデータはこんな感じです。
6速

...って??アレっ???

うっかりしていました(笑)
このGSR750ですが、国内仕様(EBL-GR7NA)なので180km/hでリミッターが効いてしまいました(笑)

リミッターの効かない4速で再度計測。そのデータがこちら。

GSR750ノーマル

4速での計測という事もありますが、非常に力強く鋭いレスポンスで一気に吹け上がってくれました。
4速で計測した馬力は約108psとなりました。
カタログスペックより上回っているのは、おそらくこのギヤ(4速)である事も関係していますが、どちらにしても素晴らしいデータです。

この排気量のスポーツモデルでは250ccクラスにある様な弱いレスポンス感や非力に感じる部分は殆どなく、10,000rpmと以外に低い回転で最高出力を発生するバイクとは思えないほどシャープに吹け上がり、むしろ吹け上がり方は高回転型エンジンの様な気持ち良さを感じさせてくれます。

この点はやはり750ccという排気量が多分に貢献してくれている結果です。

さてここからですが、どうしていくのか?

スリップオンマフラーなので大きく特性を変える事は難しいのですが、回転数に対して更に連動するようなパワー感に仕上げられれば最高なんですが...

という事で、重そうなノーマルサイレンサーからサイレンサーを更に短めにSETして、見た目にも軽快感を出して行く方向でスリップオンマフラーの開発を開始です。

DSCN7319.jpg

こんな感じに...
サイレンサーの差込み部分を考えると相当短いですが、かなり格好の良いフォルムになるはずです。

そのファーストインプレッションがこちら。

プロト1
黒線がノーマルで赤線がスリップオンです。
って、かなりノーマルに負けちゃってますね...
実際にベンチを回していてても「ドンくさい加速感」が見事に体感出来ちゃっています...

ノーマルのサイレンサー容量がかなり大きい事から、ストレート構造にした時に短くし過ぎると問題ありかな?とは思っていたんですが、悪い意味で予感が的中です。

とりあえず、センターパイプは短いままにサイレンサーの内部容量とエンドピースの長さを変更して再度チャレンジです。
何故、センターパイプの寸法を変えなかったかというと、サイレンサーの内部容量やインナーパイプ長の変更でどの位変わるのかを確認したかったからなんですけど、「ドンくさい加速感」はこのサイレンサー内部に問題があるのではと考えたからです。

その結果がこちら。

プロト2
同じく黒線がノーマルで赤線がスリップオンです。

数値上はピークパワーが更に落ちてしまいました。(先程より1ps強落ちました)

しかしながら狙い通りというか見ての通り、中速域がほぼ改善出来ましたね!

これで必要なサイレンサー内部構造が見えて来ました。
それと同時に全体的な寸法が短い事も同時に分かった事もあり、センターパイプを長くして再テストです。

プロト3
同じく黒線がノーマルで赤線がスリップオンです。

今度は全体の方向性が、明確に見えて来ました。
軽快感を演出する為になるべくショートで行きたかったのですが、これだけ顕著に結果が出ると残念ながら採用する訳には行きません。

更に、センターパイプの寸法を変更して開発を進めます。
あっ、こんな所では全然開発は終わりませんよ!
ピークだけでいうとノーマルに対してちょうど2psアップといったところですが、排気量問わずスリップオンとはいえ、納得するトコまで開発は続きます。

まだまだ改善は出来ますし、その辺りを次回の開発者ブログで。

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ダブルアールズ

Author:ダブルアールズ
WR'S(ダブルアールズ)マフラーの開発状況などを掲載。

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