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CBR125R マフラー 開発日記

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

季節は10月ですが、何か梅雨時期の様な蒸し暑さがまだまだ続いていますね...

マフラー開発日記ですが、日々の仕事に忙殺されており、遅れがちになり申し訳ございません。

現在進行中の他社さんとの共同開発している商品や来年に向けての準備でこれまた他社さんと進行している為の打ち合わせ等で時間が殆ど取れず、ブログの更新もままならない感じになってます(大汗)

特に慌しく動き回っているのが来年の活動に関しての事になるのですが、以前から軽くブログで触れていましたが、同じ大阪にある公私共に仲良くさせて頂いているBEAMSさんとコラボレーションで、KTM JAPANさんのご協力のもと「KTM 1190 RC8R]で鈴鹿8時間耐久レースに参戦する事が正式に決定しました。

私個人としては久しぶりの鈴鹿8耐参戦となり、会社としては間接的にはサポート等して来た事はありますが、初参戦となります。
一見、来年7月末までまだまだ時間がある様に思われるかも知れませんが、当事者にとっては既に10ヶ月しかなく、準備に追われている状況です。

バイクも手配済みですが、体制等お知らせ出来る段階に来たらまたご報告させて頂きます。


さて、本題に入ります。

いよいよパワーチェックに入る訳ですが、サイレンサーはYZF-R125用をベースにした物でスタートです。

ファーストコンタクトはこんな感じになりました。

ファーストコンタクト
赤線がプロトタイプで黒線がノーマルです。

グラフ的にはまずまずですね。
グラフ同様、6000回転手前から一気に吹け上がっていくイメージでしたが、低速域はグラフ以上に重たい感じ。

アクセルのレスポンス自体はすごく良いフィーリングなのですが、高回転域の伸びももう一つで、何かが噛み合ってない感じのファーストコンタクトとなりました。

じゃあ、次にという事でサイレンサー構造をCBR250Rと同じ仕様にした物で再チャレンジ。
加速感は体感的にもUPしたものの、グラフ自体はほぼ変わらず...というか、グラフは無いのですが、全体的に若干落ちた感じになってしまいました。(う~ん、何か違うなぁ)

ただ、サイレンサーの感じは良かったので、エキパイ全体の寸法を短くして再チャレンジ。

ベンチテスト
寸法自体を大きく変更し、写真くらいの長さに。
それで出た結果がコチラ。

プロト2

グラフの通り、低速域は更に悪くはなりましたが、回転の繋がりはむしろ良く7000回転を越してからでも力強く伸びていってくれる様になりました。

エキパイの全長を短くした事から低速域の特性が悪くなったという事も考えられるのですが、ベンチテストしてるイメージではそんな感じでもありません。
むしろ、スムーズに繋がっていく感じが、更に全長を短くしたい衝動にかられます。

この時点でセンターパイプ以降を太くしたタイプをベンチテストする事に。

DSCN5790.jpg
いざ、タイプ2で!ってトコでしたが...

このタイプ2は上の特性がどうなるのかを探るつもりで造ったものなんですけど、結果としては下から上まで全てにおいて使えないデータが計測されてしまいました...(苦笑)

そのデータはこちら!と言えない残念なデータになった為、出すのも馬鹿らしくお蔵入りです(笑)

写真で見る通り、もしこのサイズで行けたなら、なかなか迫力のあるボリュームでいい雰囲気のマフラーに仕上がったのでしょうが、残念ながら煮詰めて何とかなるレベルでは無かったですね。
見た目で造るととんでもない事になるので、もちろん却下です。

CBR125Rでボリュームのあるマフラーを市販で見つけたら... 念の為にそのメーカーにマフラーの特性について尋ねてみた方がいいかもですね(笑)

さて仕切り直しでタイプ1のマフラーで煮詰めていく事にしてエキパイ径やセンターパイプの寸法を変更して再テストした結果がコチラ。

プロト3

かなり改善出来ました。

エキパイの寸法もさる事ながら、サイレンサー内部のインナーパイプ径等を煮詰めた結果、かなり元気な性格に変わりました。

もう少しいけそうですね!
ノーマルよりピークパワー発生回転が少し後ろになり、パワーバンドも大きくなりましたが、高回転まで回していった時の少し苦しそうな感じを改善したいです。(グラフからは分からない所ですけど)

具体的にはピークパワー辺りをもう少し改善出来たらと!

エキパイの寸法を更に短く...と言いたい所ですが、どうやらそこの寸法ではなさそうです。
センターパイプはφ42.7を使ってますが、エキパイをそのセンターパイプ内で延長して... 

この続きは次回にします!

こんな所で完成とは言えません!もう少し煮詰めます!
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Author:ダブルアールズ
WR'S(ダブルアールズ)マフラーの開発状況などを掲載。

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