FC2ブログ

CBR125R マフラー開発日記

cbr125r (8)

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

前回ブログの続きですが、エキパイを「太く短く」と書きましたが...ベンチテストやアクセルのフィーリングを考慮した結果、ノーマルより径を太くはしましたが、パイプ長は少し長くしました。

cbr125r (7)

写真の真ん中に見えるのはトルクチャンバー室を連想させますが、触媒が入っている部分になります。
前後の絞り角度も排気量に合わせてテーパーを絞り込み、容量的には若干ですがチャンバー室による効果も狙っています。

エキパイ長ですが、ノーマルエキパイの曲げRより大きくする事で触媒位置までの距離を長く稼ぐ事にしています。

cbr125r (5)

曲げRに関しての説明は少し難しいですが、例えば直径50mm(半径R25)の円周長は157mmになりますが、これを直径70mm(半径R35)にすると円周長が219.8mmとなり、90度で曲げた場合のパイプ長差は、直径50mm(半径R25)とのパイプ長と比べて約10%長くなります。

この半径(R)を大きくする事でパイプの長さを稼ぐといった方法ですが、う~ん...頭が働かないので上手く説明出来ないですね(笑)

まぁ、ざっくり言うと写真のエキパイの様に大きなRで曲げる事でパイプ長を稼いでみました。

巷では、急な曲げより緩やかな曲げの方がパワーロスが少ないと言われていますが、私の経験で言うとは、そこまでの差を感じた事が無いですね。(よっぽどな時以外は関係ないと思います)
今回はその点については狙ってません。

理屈ではもっともらしいのですが、排気は干渉させる事も非常に大事な目的の一つで、ただ抜けば良いという事ではないからです。
ただし、排気ポート直後の曲げに関しては曲がりながら太くなっているのは良くないと言われていますね。
私自身、その点に関して比較してみた事が無いので個人的には参考程度に知識を留めてるだけですが...

ちなみに集合部の角度や大きさ(容量)は非常に重要で2気筒以上の場合は、ある意味パイプ長を活かすも殺すもこの集合部が重要な鍵を握っていて、「見た目が格好いいから」という理由で安易に集合部を造ると、とても残念な結果になってしまいます。

見た目がメカニカルだったとしても「如何にもパワーが出てそうな... = パワーUPではない」という事になります。
2気筒以上のエンジンにとってはそれだけ集合部分が重要という事になりますね。

話を戻しますが、加速力のUP(加速時間の短縮)を目標に開発に取り掛かっていますが、低速域を無視したおそらく高回転域が良い仕様も同時に造ってみました。

cbr125r (4)

車体の下に転がってるマフラーがそれで、車体に装着してるマフラーの触媒以降のパイプ径を更に太くした仕様です。

これで高速域のパワーが出るかどうかというのは...実はベンチをかけてみない事には分かりません。
見た目や想像の域では、そうなりそうな感じですが、果たしてエンジンとの相性はどうでしょうか?

次回はその辺を探って行きます。
スポンサーサイト



プロフィール

ダブルアールズ

Author:ダブルアールズ
WR'S(ダブルアールズ)マフラーの開発状況などを掲載。

リンク
訪問者
現在の閲覧者数:
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
QRコード
QR