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KTM 690 DUKE マフラー開発日記 。。。ではありません(笑)

690 duke(1)

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

タイトルからお騒がせしていますが(笑)、詳しくは後ほどという事でお知らせから!

まず新型Ninja250/Z250用フルエキゾーストの発売時期ですが、9月中旬頃からとなりそうです。
楽しみにされているお客様達から価格や発売日に関してかなり多くのお問い合わせを頂いていましたので、取り急ぎご報告させて頂きます。

価格・品番及び装着写真についても今月末から9月上旬にはご報告出来ると思いますので、もうしばらくお待ち下さいませ。(ご期待いただいている方々、ホント遅れてすみません。)

それと近くCBR125R用フルエキゾーストのマフラー開発日記も開始します。
こちらも発売時期は9月中旬頃を目標にしています。
例年以上に8月のマフラー出荷台数が絶好調だった為、新製品のタイミングが遅れがちで本当に申し訳ございません。
気を引き締めなおして取り組みたいと思います。


さて、本題というか KTM 690 DUKE に関してですが、冒頭にも書きましたがお騒がせしてすみません。

WR'S(ダブルアールズ)の発足時、私は25歳で発足当初から現在に至るまでマフラーの企画・開発を担当させて頂いているのですが、それまでは違うマフラー屋さんで修行というか働いていました。

この KTM 690 DUKE は、その当時に勤めていたマフラー屋の工場長であり、今でも仲良くさせてもらってる先輩のバイク(実際には奥さんのかな)です。

先輩はその後、独立してバイクパーツとは違う世界で溶接屋さんとして活躍されていますが、根っからのバイク好きで、当然現在もバイクに乗っています。

現在の所有バイクはこれです。
Tuono.jpg
アプリリアの「Tuono V4 R APRC 」です。 ※ ちなみに日本語で発音すると難しいですが「トゥオーノ」です。

先日、先輩が会社に来て「要らんサイレンサーを1本頂戴!」というので、開発用として転がっていた新型のオーバルサイレンサーを渡したのですが、何をするか興味津々で昨日見に行って来たところ、何とKTM 690 DUKE用のスリップオンマフラーを造ってる途中でした(笑)

690 duke(2)

先輩の現在の仕事は新幹線のパーツを造ったり、材料メーカーの新しい素材の溶接強度をテストする為、その素材の溶接を請け負ったりと、パイプを曲げる機械を持っていない事からチャンバーを作る感覚で板から切り出し、一つずつリングを繋ぎ合わせて作ったそうですが、最初の輪切り10ピースでφ50.8→φ54へとテーパーに仕上げるといったところは15年以上も前にマフラー業界から去った人とは思えませんね(笑)

当時勤めていた会社では「TT-F1」という、今で言うとJSB1000のクラスや「TT-F3」等でレース活動をしていた会社で、その頃走らせていたVFR750(RC30)のチタンフルエキゾーストを、先輩はやはり輪切りで造ってた事を考えると、こういった事が好きなのかも知れません(笑)
※今でこそ当たり前ですが、25年前にチタンフルエキゾーストを装着したチームはワークスを含めて居ませんでした。

サイレンサーを付けた感じはこんな感じ。
690 duke(5)
690 duke(3)
690 duke(4)

いい感じですね。

そもそもマフラーを造りたくなった理由を聞くと、この 690 DUKE はシングル独特のドコドコ感で高回転域はいいものの、低回転域ではノッキングみたいな症状が出て、そのままエンストしてしまう様な事になるらしいです。
バイクに乗り慣れているユーザーなら何て事のない部分かも知れませんが、これは先輩の奥さんが乗るバイクで、奥さんはビギナーなので、アクセルを戻した時のエンジンブレーキの効き方やノッキング症状の改善が出来たらという事でスタートしたらしいです。

ちなみにレース経験があり、バイク暦30年以上の先輩にしても690 DUKEの低回転域はやはり心地悪いらしく、どうやら特性上の問題でビギナー如何は関係ないみたいです。
先輩曰く「隔壁構造のノーマルサイレンサーをストレート構造のサイレンサー(弊社のがそうですが)に換える事で、下のギクシャク感がかなり改善できると思う...」という意見は、まさにマフラー屋さんそのものの目線ですね(笑)。

マフラー屋さんは、馬力を上げる為やスタイルだけに頑張っているのではなく、乗って感じる不満や違和感を改善するというところにマフラー屋さんという存在意義があると思います。
そういった意味では単なるD.I.Yではなく、本気のマフラー開発ですね(笑)

しかしこのマフラーですが、私的に見ても先輩の狙っている方向はきっと当たってると思われますが、それ以外の本来のパワー的な部分にも貢献しそうな感じですよ!(ベンチテストしなければハッキリと断言出来ませんが)

個人的にちょっとアンテナが反応(?)したので、一度会社に戻り、計測器を持って再度、訪問しました。

何の計測器? ... ってこれです(笑)

690 duke(6)

先輩と先輩の会社の社員を使い、音量測定です(笑)

音量はバッフルの無い状態でも法定基準値94dbを余裕でクリアしてます。

何がしたいのかというと...
 
ただの趣味で造ってるだけなら興味は沸きませんが、マフラーによって不満や特性の改善を求めて造っているなら、それもその期待に応える事が出来るマフラーになるなら、お手伝い(=商品化?)しようかなと... 690 DUKE R よりもパワー出たりして... 
個人的に乗りたいと思ってるKTM 390 DUKE 用マフラー開発にも少し興味を持ってる事もあるんですけど...

少し、遊び心に火が点いた1日でした(笑)

明日から土、日曜は長野県白馬村までBMWのイベントに視察がてら行って来たいと思います。
(最近、私はどの方向に向かって進んでるのでしょうか?)
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Author:ダブルアールズ
WR'S(ダブルアールズ)マフラーの開発状況などを掲載。

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