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ステンレスサイレンサーとミラーチタンサイレンサー

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WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

土、日の営業は弊社の場合、お休みを頂いていますが、生産及び開発部門はこの時期はもちろんお仕事です。
土、日は工場だけなので、外部からの連絡(電話)もシャットアウトされている為、作業効率に格段の差があり、本当に仕事が進みます。

特に私の場合は、開発以外に外部と接点(仕事)が多く、ここ数ヶ月は社内に居てる時と外に出てる時の割合が半々で週末の土曜や日曜で何とか辻褄を合わせる様な日々が続いています。
なるべく早く目の前の仕事をこなし、正常化を図りたいと思いますが、今年は例年になく驚く位忙しいので1年中、この状態が続きそうな感じですが、どうなるでしょうか…

さて表題のサイレンサーの違いについてですが、弊社のCBR250Rのスリップオンマフラーをご購入されたお客様から「ステンレスサイレンサーとミラーチタンサイレンサーの見分け方」についてご質問を頂きました。

まずは装着写真を見て頂きたいと思います。
まず、ミラーチタンサイレンサーから

ミラーチタン

次にステンレスサイレンサーです。

ステン・ステン (5)

本当に良く似ています。
実際、見比べてみないと写真では本当に分かりづらいと思います。

1本、1本では本当に分かりづらく、見た目で分かる部分といえばサイレンサーシェルの溶接部分になるでしょうか。

まずミラーチタンパイプから

チタン (1)

チタンの溶接跡は陽極酸化処理(ミラーチタン化)をする事により写真では分からない位の感じとなり大変仕上がりが綺麗な事が確認出来ます。

次にステンレスパイプです。

ステンレス (1)

溶接は自動機を使い溶接されているので溶接自体は非常に綺麗ですが、明らかに溶接跡がハッキリ分かると思います。

また背景の写り具合の差も見て取れると思いますが、ステンレス独特の鏡の様な映りこみに対し、ミラーチタンの方は深い奥行き感のある輝きを放っています。

輝きに関しては好みの問題で、それぞれに良さがありますが写真比較でもしないと結構分かり難い感じであります。

ちなみに重量を見てみるとこうなります。

チタン (2)

ミラーチタンパイプの重量が380gに対して

ステンレス (2)

ステンレスパイプは620gとなり、ミラーチタンパイプが同じパイプ長(CBR250Rは450Lです)で何と240gも軽い事が分かります。

チタンパイプを陽極酸化(ミラーチタン化)するメリットとして、ステンレスパイプより軽量化出来ることはもちろんの事、深い奥行き感のある輝き、そして陽極酸化処理する事で耐腐食性をより高める事が可能です。

またチタン自体はステンレスよりも反発力のある材料特性で衝撃に対してステンレスなら軽く当たっただけで凹んでしまうところを、チタンは元の形に戻る力が働く為、ステンレスよりは凹みにくいという材料的な特性もあります。

反面、価格面でいうと高コストなチタンパイプに対して低コストで耐久性や耐腐食性もそれなり高レベルで優れていてバイクのマフラーはもちろん、加工のし易さもありいろんな用途に使われています。

ちなみに純正マフラーなんかではSUS409という磁石がくっつく材料がよく使用されていますが(皆さん知ってましたか?)、弊社のステンレスパイプはSUS304という極めて磁性の少ない、いわゆるステンレスの高級素材です。

ちなみに弊社のみならず、マフラー屋さんの殆どがこのSUS304を用いたサイレンサーシェルで、決した弊社だけという事ではございません。(この業界では当たり前の材料ではあります)

材質の特性については簡単に上記の通りですが、今回はお客様に対して分かり易い判断基準が無かった事からお問い合わせを頂き、今後分かり易い基準を商品にしっかり反映していくとともに、もっとお客様の側に立ってお客様が安心してお使い頂ける様にしていかなければと、あらためて感じました。

お客様の為にと言葉で言うのは簡単ですが、何がお客様の為になるのかをしっかり見極めた上で頑張っていきたいと思います。


最後になりましたが、お問い合わせ頂いたお客様ありがとうございました。
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Author:ダブルアールズ
WR'S(ダブルアールズ)マフラーの開発状況などを掲載。

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