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来年も頑張ります!

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WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

いきなりのパワーグラフですが(笑)、これはZX-14Rのノーマルのパワーグラフです。
あっ、弊社の製品ではなくOEMで他社さんのマフラー開発で入って来ている車両ですが、余りにもパワーガ出ていたので、載せてしまいました(笑)

出た数値は何と206.8ps!!

ちなみにこの数値はクランクシャフトでの出力計測で後輪出力ではパワーロスもありもう少し落ちますが、カタログ通りの恐ろしいスペックを持ったバイクだとあらためて再認識しました。

ちなみに弊社のシャーシダイナモでの200ps超えは今回が初めてです。(まぁ、当たり前ですが)
それまでの最高はGSX1300R隼の178ps(やったかな?)で今回は一気に約30psも更新する事になりました。

まぁ、弊社シャーシダイナモの記録を作ってる訳ではないのですが...(笑)
本当に最近のバイクはスペック通りのパワーがきっちり出ていて日本のバイクの完成度の高さに関心しきりです。

こういったパワーグラフを見ると感じるのが、アフターマフラーに求められているのはいったい何なのか?って事を考えてしまいます。

昔のバイクはパワー自体が非力で、アフターマフラーによって大きくパワーやエンジンの性格を変える事が容易で、アフターマフラーを求めるユーザーも「どれだけパワーUPするのか」にウェイトが大きかった様な気がします。
ZX-14Rの場合、仮にパワーが容易に上げれたとして(実際には無理です)、220psも出る様な仕様のマフラーを造る意味があるのか(ユーザーが求めているのか)と言えば、それは多分無いと言わざるを得ないでしょう。

そんなパワーはこうやってグラフにした時のみの満足感で実際に乗って感じるには、日本国内では...出来ませんよね。正直、サーキットに持ち込んでもプロレーサーでないレベルの方が感じるのは無理でしょう!(サーキットの場合、ストレートエンドの先には必ずコーナーが待ってます...笑)

要は造ったマフラーをユーザーさん達が如何に楽しく乗って感じて頂くかが本当の意味での目的だと思っています。
感じれない程、凶暴な性格や乗りづらいけどパワーが上がっているという様なマフラーは、はっきりいってクズですね。
アフターマフラーとしての意味が全く無いですね。(今時というか、元々レースでもそんなマフラーは採用されません)

マフラー開発の際、単純にベンチデータを比較対象にするのではなく、そのグラフを見て何を感じ取るのかがとても重要です。

このクラスになると街乗りのトルクも十分過ぎる位ありますし、開発する者として何を造りたいのか、商品を造る前に明確なコンセプトが必要ですね。

マフラー交換によって大幅な軽量化が出来たり、音量は厳しい規制があるものの、音質の変化によって乗り手の満足感を感じて頂いたりも出来ますが、実はそんな事はマフラーを交換した事による「結果」でしかありません。
そんな事は製作する時のコンセプトではありません。
軽量化がメインのマフラー造りなら、そこらへんのショップでも出来るでしょう。

このバイクに限らず、バイク各々の個性をどう感じ取るかで製品の性格は大きく変わります。
ZX-14RはOEM製作で、他社さんのコンセプトで製作する為、私の考える方向性を反映させる事はないのですが、ストック状態のバイクでこのパワーを見るとあらためて「アフターマフラーの意味」を考えさせられました。

来年はミドルクラスも2月のNinja250Rに始まり、数機種が新たにラインナップされますが、今後もアフターマフラーとして、しっかりしたコンセプトを持ち続けて行ける様に頑張って行きたいと思います。

来年も皆様、宜しくお願い致します。
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Author:ダブルアールズ
WR'S(ダブルアールズ)マフラーの開発状況などを掲載。

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