NEWシグナスX / BW'S125 用 フルエキゾーストマフラー

BWs (6)

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

今週水曜日に東京・浜松町に於いてJMCA通常総会が行なわれ、来賓客数が140名越という中、皆様のおかげ様をを持ちまして無事、終了する事が出来ました。

総会が終わり、その後の講演会では「安全」について宮城光さんをゲストに迎え、講演して頂きましたが、さすが関西人というか、話し上手で興味深いお話をたくさん聞かせて頂きました。

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元トップレーサーで、MotoGPの解説等でもお馴染みの宮城さんは、幾つになってもナイスガイですね。

宮城さんがライダーに伝えたいというメッセージに「あなたのその運転、(余裕を持って)止まれますか?(そのスピードで危険を)回避出来ますか?(あなたの運転は他人に対して)迷惑をかけてませんか?」という、要するにバイクに乗る心構えとして余裕を持って運転しましょう!という、ライダーとしての当たり前の心掛けを忘れていませんか?との問いかけでありましたが、色んなエピソードを交えての講演会は聞いていて楽しかったですね。

これはバイクライフに限らず、「余裕を持って」という事はいろんなシチュエーションにおいても共通する事ではないかと思いますね。(そういう意味では思い当たるトコ、多いです…笑)

その後の業界の懇親会では政治家の方々や業界の重鎮、そして関係省庁の方々のご挨拶の後、和やかな空気で滞りなく無事閉会となりましたが、私もたいした事はしていませんが、本年度を持ってマフラー部会長を退かせて頂く前の一仕事を無事終了してホッとしています。

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強力なリーダーシップで業界を牽引して頂いているAJ(全国オートバイ協同組合連合会)様の吉田会長です。

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私の世代ではアイドルでもあった自民党の三原じゅん子先生もご挨拶されていました。

(来賓の皆様、お忙しい中、本当にありがとうございました。)

総会が終わり、3月末までマフラー部会長の仕事は続きますが、4月からは役職も取れて、気持ちも新たにマフラー開発に励む事が出来ますので、余裕を持ちつつ開発に勤しみたいと思ってます。


さて、NEWシグナスX / BW'S125 用 フルエキゾーストマフラーですが、お問い合わせも頂いておりますが価格の方はまだ調整中です。
また、今回のフルエキゾーストでは異型オーバルタイプのサイレンサーのみリリースでラウンド(真円)タイプのリリースはございません。

ラインナップとしては、チタンオーバルの焼色有り・焼色無し(ソリッド)、そして今回新たにリクエストの声が多かった異型オーバルのステンレスタイプをNEWリリースする予定にしています。

スクーターシリーズはこの3タイプでいく予定で4月上旬辺りのリリースを目指しています。

シリーズとはいうものの、弊社がラインナップする予定のスクーターは、今のところこの2車種の他、「NMAX」の合計3車種の予定で弊社の戦略上、基本的に海外モデルと同一車両のみの予定となっています。PCXに関しては今のところ、やらないと思います。

話しを戻しますが、ところでこのNEWシグナスX / BW'S125用マフラーのベンチテストデータはこんな感じになっています。

シグナスX BWS125 (5)
赤線がノーマルで青線がフルエキゾーストです。

グラフの通り、中低速域からノーマルを上回り、実走行においても常用域で気持ち良く加速してくれる仕様にしています。
グラフ左下に「ver2.0」と書いていますが、改良を重ねてサイレンサー構造を改良したのがこの「ver2.0(最終仕様)」です。

ちなみにこのシャーシダイナモはフックスでもダイノでもなく、排ガスデータを取りながら実走に近いデータを取れるというダイナモでのベンチデータです。

この機械のすごいトコは、排ガス試験も同時に行える施設、いわゆる常温25度で室内管理されており、徹底して同一条件に拘った中で測定しされたデータで、各回転域(速度域)からアクセルを開けた平均値を示した結果がこのデータとなります。
メーカー純正マフラーを手掛けるサクラさんならではのベンチテストです。スゴ過ぎます。。。

実走行においてもやはりフィーリングが良く、快適+αの加速感で、ジェントルな音質でありながら軽快な走りを見せてくれる商品に仕上がっています。

マフラーの仕様に関して、前回もお伝えした通りこのマフラーは半永久的に質感を保つ様にとステンレスパイプに特殊コーティングする事で簡単なお手入れで半永久的にこの輝きを持続してくれます。

シグナスX (4)
高温の排気ガスによる鈍く焼けたエキパイからは完全に開放されると思います。

BW'S125

またマフラーバンドは2本止メを採用、サイレンサーバンドを固定するプレートはアルミ削り出しプレートとし、ベースになるプレート(写真ではトラスステー)とセパレート固定しています。

マフラー側プレートとベースプレートを分離させているのは、スクーター独特の振動を分散させる事により、変な振動の増幅やマフラー側のクラックの原因となる振動(周波数)を分散させる事が目的です。

実は日本で乗られているスクーターではここまで考えなくてもいいのですが、この商品は3社共同でアジア向け戦略商品開発の側面もあり、例えば同じバイクが走る台湾等の場合、1台のスクーターの平均走行距離は何と7万km、日本と違い道路環境もまだまだ良いとはいえず、そんな状況下においても耐久性を確保出来る様にと、サクラさんが純正メーカーレベルの視点でと提案され、採用しました。

ちなみにサイレンサー側のアルミ削り出しプレートはこんな感じです。

シグナスX BWS125 (3)
シグナスX BWS125 (4)
大きい画像がコチラ

シルバーアルマイトに「WR'S」ロゴをレーザープリントしています。

シグナスX BWS125 WRSマフラーステー
そんなに大きくなく、また目立ちにくい場所ではありますが、造形に関してはかなり造り込みました。
って、私が削った訳ではないのですが...(笑) 

実はここ数年、レースを通じて何かとお世話になっているベビーフェイス池田専務にご協力頂きました。
なので、質感に関しては納得の仕上がりとなっています。

コンパクトスクータークラスのシリーズとして新たなラインナップなので、さりげないパーツであっても拘りを持って開発しています。

そしてやはりWR'Sのイメージとして重要なのがマフラーレイアウトのデザインです。
シグナスX (2)
WR'Sらしく元気な感じでいいでしょ!

このブログを書いてる途中もMAC-MRD大内社長から「NMAXに関して技術的な情報交換」」の電話がありましたが、弊社に関して言えば多分、今年の国内モデルのシリーズはこのNMAXまでとなるので、シグナスX、そしてBW'S125、NMAXと、全力で良い製品に仕上げたいと思いますので宜しくお願いします。

また品番・価格が決まりましたら、ご報告させて頂きますのでしばらくお待ち下さいね!

それでは今日はこの辺りで。

シグナスX BWS125 (1)
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NEWシグナスX / BW'S125 用 フルエキゾーストマフラー

シグナスX (2)

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

明日、東京・浜松町に於いてJMCA通常総会が行われるのですが、メディアを含め100名を超す来賓の前で、JMCAマフラー部会報告を行う予定になっており、緊張はしていませんが、段々と気持ちがソワソワしてきました。。。(笑)

持ち時間が5分~10分という事なので、淡々と乗り切れる様に、新幹線の中で台本を作っておきたいと思ってます。


さて、NEWシグナスX / BW'S125用フルエキゾーストですが、先日行われたJMCA加速走行騒音試験に受験し、どちらも合格して参りました。

JMCA加速走行騒音試験は公的試験になる為、撮影等は禁止とされていますが、今回は予め許可を頂いて撮影させて頂きました。

JMCA加速走行騒音試験 (1)
今回、急遽テストライダーを務めて頂いたSP忠男さんトコの木川さん、お疲れ様&ありがとうございました。

JMCA加速走行騒音試験 (2)
こちらはいつもお馴染みのMAC-MRD大内社長です。マック、お疲れ様でした!

昨年、廃盤となったアドレスV125用フルエキの時もそうでしたが、今回も弊社のスクーター用マフラーのコンセプトはというと。。。

                   快適性と静寂性の両立  です。

通勤・通学等の普段使いが特に大きな割合を占める事が多いコンパクトスクーターですが、早朝の出勤・通学時に近所に気を遣わずにエンジンを掛け、見た目のスタイリッシュさはもちろんのこと、静かな中にも排気音はノーマルと違う存在感を示しつつ、走行中ヘルメットごしに聞こえてくる音質は疲れの来ない,心地良い音質で快適に走って頂ける様にと考え、今までにないアプローチでマフラー開発を行いました。

書くだけ書きましたが(笑)、要するに静かに快適に走れれるマフラーを目指すという事です。

スクーターはギヤ車とは違い、CVTなので加速する時の音量がどうしてもギヤ車に比べておおきくなってしまいます。
そもそも規制が厳しくなり、加速走行騒音値が導入されたのもビッグスクーター全盛期のこの加速騒音が主な原因です。

スクーターのマフラーは思った様に管長が稼ぎ難い事から、単純にストレート構造にしてしまうと、トルクが無くなりパワーが落ちてしまうだけでなく、加速走行騒音が大きくなる等、スクーターマフラーとしてはあまりメリットが出せません。
また出口のインナー径のみで音量を調節すると、何とも不快な音質が出たりする事もあり、「音量絞る=加速力低下」となるケースも多々あります。

今回サイレンサーの内部構造に採用したのは、多段膨張室タイプです。
BWs (4)
前回のプロトタイプと違い、かなり大きなインナー径でありながら、驚くほど効率良く消音とパワーUPに貢献してくれています。
ちなみにサイレンサー奥に覗いてるパンチングの壁は、音質調整と排圧調整の為のパーテーションです。

BW'S125
この角度から見るとインナーバッフルが無い様に見えるでしょ。
実際、インナーバッフルはかなり短く、その口径も何とφ45もあります。

テールピースはφ60.5と、こんなに大きな出口をしたこのマフラーの音量はというと。。。

JMCA加速走行騒音試験 (3)

NEWシグナス、BW'S125とも、加速走行騒音が規制値79dBに対して76dB、近接騒音値が90dBに対してそれぞれ85dBと余裕で合格、音量を抑えたマフラーにありがちな金属ノイズ系の音も全く無く、かなりジェントルな音質に仕上がっています。

出口を見た同業さん達は、結構不思議な顔をされてましたね(笑)

ちなみにベンチテストでの結果も上々ですが、実際の走行フィーリングもかなりいい感じですよ。

加速走行騒音値を計測する際、40km/h進入からアクセル全開で計測地点を通過する事で騒音値を測るのですが、この加速が実に良かったですね。

音量はしっかり抑えられているのにも関わらず脱出スピードが速い事から、立ち会われた検査官からも「これ、速いですね!」と褒められました(笑)

以前にも触れましたが、このフルエキゾーストはサクラ工業さん、MAC-MRDさんとの共同開発の商品で、各社の強みや特色を融合させるべく開発に臨みました。

この内部構造の設計者はMAC-MRD大内社長で、今回のMAC-MRDのBW'S・NEWシグナス用サイレンサーも基本的に同構造になっており、サイレンサーの形状やサイレンサー径の違い、各社の味付けの差で若干仕様が異なりますが、MAC-MRD製マフラーの音質や加速力も当然ながら凄く良かったですね。この点は流石、スクーター系に強みを持つマックのノウハウといったところでしょうか。(褒め過ぎか。。。笑)

それではもったいぶらずに加速走行騒験前日に取材があった時に撮った画像をサラッとお見せします。

まずはNEWシグナスXです。

シグナスX (3)
シグナスX (2)
シグナスX (4)

次にBW'S125です。

BW'S125
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BWs (1)
スタイリッシュなマフラー角度等は、WR'Sテイストを存分に注ぎ込みました。

ちなみにエキゾーストパイプはステンレス材SUS304に特殊コーティングを施しており、何とこの質感のまま半永久的に保てる仕様となっています、はい。

シグナスX (4)

排気ガスの高温にさらされるエキゾーストパイプは、通常なら焼け色が付き出し、その排気熱から経年変化を経て更に鈍い焼け色に変色し、ビジュアル的に何とも言い難い状況に陥るのが常ですが、このエキゾーストパイプは変色や腐食を半永久的に抑える為の処理を施しているので、いつまでもこのビジュアルのままです。

嘘みたいですが、本当です(笑)
長年使用していても、ステンマジックとかで磨く必要は全くないですよ。

またこの処理は優れていて、雨の日の際にレインウェアが万が一、マフラーと接触し焼き付いた場合においても、慌てずにマフラーが冷めた状態でパーツクリーナー等を吹き付けて頂ければ「ポロっ」と、簡単に焼き付いたビニールが取れたりします。
※ レインウェアの生地の種類によってはそうならない場合もあります。

久々のスクーターシリーズのラインナップですが、結構いい感じに仕上がっているでしょ!
開発の為に毎回、わざわざ浜松まで足を運んでいた甲斐がありました。

品番・価格、発売時期に関しては、現在未定でおそらく4月上旬辺りになるのでは?と考えています。

次回はパワーグラフデータも紹介しつつ、もう少しマフラーの仕様に関してご報告出来ればと考えていますので、宜しくお願いします。

それでは今日はこの辺りで。

YZF-R25/MT-25用フルエキゾースト 動画UPしました。

LM2250JM (1)

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

昨夜、浜松から大阪に戻って来ましたが、大阪も結構寒いですね。。。

昨日はJMCA加速走行騒音試験が㈱デイトナさんのテストコースで行われ、弊社も新型シグナスX、そしてBW'Sのチタンオーバルフルエキゾーストを受験し、合格してまいりましたが、近接騒音計のトラブルによりあわや試験が中止になるかという、状況でした。

一時はどうなる事かと思いましたが、当日来られていたマフラー会員さんのご協力で無事、全車種の試験が完了、マフラー部会長の立場としてもホッと一安心となりました。(デイトナさん、サクラ工業さんに感謝です。)

※ 新型シグナスX、そしてBW'S用フルエキゾーストの件に関しては後日、ブログでUPさせて頂きますので宜しくお願い致します。


さて本日、YouTubeに表題のYZF-R25/MT-25用フルエキゾーストの動画をUPしました。

YZF-R25/MT-25用フルエキゾースト 

毎度の事ながら動画を再生する環境によっては(特にスマホ)、実際の音質と異なって聞こえる場合もございますので、あくまでもご参考程度にして頂けたらと思います、はい。

またブログを読まれている皆さんはお判りだと思いますが、YZF-R25とMT-25は車両型式・エンジン型式が同一ですので、今回の動画撮影はMT-25でしておりますが、R25の場合も全く同じ音質・フィーリングとなりますのでR25オーナーの方々もその様に考えて頂けたらと思います。

それとYZF-R3/MT-03に関してのお問い合わせも多いのですが、残念ながらこのフルエキゾーストはYZF-R25/MT-25専用のフルエキゾーストで、YZF-R3/MT-03に装着した場合、車両型式違いの為に取り付けは出来ませんのでご注意お願いします。

JMCA認証マフラーって公的機関の正式な試験となり、この認証試験は「車両型式」によって管理されています。

例えば、YZF-R25/MT-25の車両型式は『JBK-RG10J』ですが、YZF-R3/MT-03の車両型式は『EBL-RH07J』となっており、マフラーが装着出来るからOKって事じゃなく、違う車両型式のバイクに装着すると今の法律では不正改造になってしまうんですよ。

またYZF-R3/MT-03は車検がある「小型二輪」クラスの為、排ガス試験も全く違う試験合格が必要で、使う触媒も当然ながら変わり、マフラーとしても全くの別物になってしまうんですよね。

スリップオンの場合は、ノーマルエキパイの触媒をそのまま使用する為に共通化する事も可能(当然試験は受けての話です)でしたが、フルエキゾーストの場合は、上記の理由により、全くの別設定となってしまいます。

ですのでお問い合わせで「このマフラーをR3に装着したら何馬力UPですか?」等のご質問に関しても、R3に装着すれば不正改造を助長する事にもなりますので、一切お答え出来ませんし、ちなみに本当にR3への装着確認及び動力性能確認も行っていませんので、『分からない』というのが、本当のところでもあります。

一般のユーザーからすれば、そんなルール難しいし関係ないわ!って思うかも知れませんが、せっかくお金を払って装着頂くのですから、その結果が不正改造とならない様、口うるさいオッサンになりますがご理解頂ければと思います。

※ YZF-R3/MT-03に関して、現時点でフルエキの開発に関しては全くの未定です。
   販売台数の推移を見守ってるのが現状です。


さて肝心な発売日なんですが… こちらの方はすみません、諸事情が重なり遅れに遅れ、3月18日に正式リリースと決定しました。

またご予約は3月1日(火)より各販売店で受け付け開始となりますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

LS2250JM (1)

発売までお時間を頂きましたが、かなり良い感じのフルエキに仕上げました。
皆さんに喜んで頂ける納得の商品となりましたので、ご興味がありましたらご検討、宜しくお願い申し上げます。

それでは今日はこの辺りで。

LV2250JM (4)

暖かかった日曜日。。。

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

まず最初にMT-25/YZF-R25用フルエキゾーストのお知らせです。

先週のウチにの動画をUPしたかったのですが、撮った動画の映像が悪く、残念な事に撮り直しとなってしまいました。。。
明日・明後日とJMCA加速走行試験等の出張予定が入っていますので動画撮り直し後のUPは早くて木曜日となりそうですのでもうしばらくお待ち頂けたらと思います。

昨日は、昼間の気温が20度位と風は少々吹いてたものの、季節的にこれとない天候に恵まれたこの日、鈴鹿サーキットまでTT45率いる相馬利胤選手の2016年初シェイクダウンに立ち会って来ました。

2015YZF-R1 UPDATE (3)

世間はバレンタインデーでしたが、そんな事にお構いなくアンレーベル辻井さんと仲良く鈴鹿まで行った理由は、もちろんデートではなく(笑)、去年末に開発した新型YZF-R1レース用マフラーのアップデートの確認の為です。

先週金曜の午後からシャーシダイナモで最終チェックした結果、狙い通り高回転域のパワーUPに成功。
シャーシダイナモ上でも、回してる感覚は、それまでの仕様と別物です!(ちなみにそれまでの仕様もNGK杯ではR1勢最速でしたけど) ※ もちろんマフラーだけの恩恵では無いですけどね。。。

弊社のベンチテスト史上、2番目となる200馬力オーバーとなりました。

2015YZF-R1 UPDATE (1)

アンレーベル辻井さん、そしてTT45と共同開発プロジェクトな事もあり、パワーグラフはいろんな意味でお見せ出来ませんが、とはいえ、グラフを見せないのは弊社らしくもないのでちょこっとだけお見せします。。。

2015YZF-R1 クランク軸出力
青線が去年の鈴鹿NGK杯(JSB1000)の時の仕様で、赤線が2016年仕様です。

相馬選手がSNSで「約205馬力!」と書いちゃってましたが、写真で分かる通り、赤線がピっと伸びている所が204.8馬力でこれはイレギュラー、実際のパワーは203.1馬力でした。

ラムエア無しでのこの馬力は、これだけでも相当凄いですが、これはエンジン単体(クランクシャフト)での馬力です。
他社製シャーシダイナモはよく知らないですが、このフックス社のベンチは、クランクシャフト、ギヤボックス、後輪出力とそれぞれ計測データが残ります。

もちろんエンジン単体でのパワーがロスがない分当然高く、ギヤボックス→後輪出力という具合にパワーロス分が計算され、それぞれ計測数値が表示出来ます。

ちなみに後輪出力では。。。
2015YZF-R1 後輪出力
パワーロス分を引いて約190馬力位でしょうか。

よく、フックスとダイノでの計測データが大きく違うという話もありますが、ダイノで計測されるデータはこの後輪出力なので、いわゆる同じ条件での計測値となります。

上の写真を見ても分かると思いますがこのシャーシダイナモは、200馬力オーバーのベンチテストでもタイダウンや2名乗車等して計測する事無く、シャーシダイナモのローラーの上でホイールスピンをする事も無く安定して同じデータを弾き出してくれるんですよ、凄いでしょ。(ベンチテストしてる本人はどちらにしても相当怖いですけど。。。笑)

ちなみに過去最高を記録したのがZX-14Rの210馬力(後輪193馬力)で、以下GSX1300R(後輪164馬力)、'03CBR1000RR(後輪154馬力)と、これえらを比べてみてもこの新型YZF-R1の凄さが分かると思います。

馬力のみならず最高馬力に到達するスピードはZX-14RよりもR1の方が約1秒も速い点からも時間軸での圧倒的な凄さを感じます。

ただし、数字はあくまでも数字です。

レースの世界は結果こそが全てという事で、昨日の実証テストとなったのですが、1本目は前仕様で走行です。

2015YZF-R1 UPDATE (4)
写真を撮ってる私に気付き、手を挙げるポーズをしながらコースイン。

前回までの仕様を確認後、2本目の走行でいよいよアップデート仕様を検証です。

2015YZF-R1 UPDATE (2)
※ 写真提供はTT45専属カメラマンの栄村さんのショットです。(いつもありがとうございます)

表のストレートしかこの目で確認出来ませんでしたが、明らかに速い!(音も大きい!笑)
結果は上々でした。実走テストにおいてもしっかりベンチテストの結果が反映されました。

1回の走行で50台前後、それも600ccクラスの国内ライセンスのライダーも入り混じっての走行ながら、お古のタイヤで順調に好タイムを重ね、マフラーも期待通りの性能を示し、まずは上々のテストとなりました。

走行後、データロガーを確認しましたが、まだまだ底を見せてない状態で、この先を考えると自然に笑みが湧いて来ます。
ライダー、そしてチームが自信を持てた良い一日になった様な気がしますね。

この日、多くのR1が走っていましたが、辻井さんと確かな手応えを得て、鈴鹿をあとにしました。

今年は年明けから例年と違う流れで、いろんな事に取り組んでいますが、研究や開発という名で本業を疎かにする訳にはいきませんので、それなりに形になる様にしっかり取り組んでいきたいと思ってます。

それでもまずはこれで一安心です。

実はというか、当然ながらJMCA認証マフラーの開発やその他準備にも取り掛かっている訳ですが、どれも中途半端って事にならない様に気を引き締めて頑張りたいと思います。

それでは明日から浜松出張に行って来ます。

JMCA役員以外の仕事(本業)って、やっぱ楽しいな!(笑)

それでは今日はこの辺りで

2015YZF-R1 UPDATE (5)






ブログ更新出来ずにスミマセンです。。。

MT-25・R25  フルエキ最終プロト (2)

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

気が付けばあっという間に2月も第2週目に突入となり、商売の方は季節的にも落ち着いていますが、開発の方は何かとこの時期も仕事がどっさりとあったりします。

皆様からは、『MT-25/YZF-R25用フルエキゾーストの動画を早く上げろ!』と、たくさんの叱咤激励を頂いており大変恐縮しておりますが、今しばらくだけお待ち下さいね!

何とか今週中にはUP出来る様、準備を進めていますので何卒、お時間を頂けたらと思います。。。(汗)

いやしかし、去年に比べて今年は少し動き出しが悪い感じですね。。。
この暇な時期を有効に(?)という訳ではないでしょが、福ちゃんは家族を連れて阪神キャンプを見に明日から週末まで沖縄に行くらしいです。。。(笑)

まぁ商売柄、夏場は家族サービスが出来ない位に頑張ってもらう事になるので、今のうちに羽根を伸ばして英気を養ってきて欲しいと思います、はい。

ところで私の方はといいますと、このMT-25/YZF-R25用フルエキゾーストのリリースに向けての準備や、来週の加速走行試験のシグナスX用マフラーの最終プロトタイプの製作が入っており、何かと準備に追われています。

シグナスXに関しては、また加速走行騒音試験に無事合格して来たらあらためてご報告させて頂きますね!

あっ、それとエクストリームライダー小川裕之選手の今年のパフォーマンスに使用するマフラーの製作も途中です。。。(汗)

小川裕之 エクストリームライダー (1)
今年の小川選手のマフラーはこれで行きますよ!

小川選手からは、「大変コントローラブルな特性でアクセルワークもやり易く、これは非常に強力な武器になる」と言って頂いており、マフラーサポートする弊社としても嬉しい限りです。

写真はプロトタイプですが、普段の練習用には音量を抑えた物、そして本チャン用にはパフォーマンスに合せた音量にしつつ、背圧コントロール的には同じ様な特性になる様にと、違うサイレンサー構造ながらノウハウをしっかり注ぎ込んだマフラーで世界を戦って欲しいと思ってます。

が、しかし。。。 肝心な本チャン用マフラーの製作が遅れに遅れており、今週やっと完成予定なので小川選手、もう少し待っといて下さい。。。(汗)

またこのパフォーマンスビデオは東京モーターサイクルショーの㈱岡田商事さんのブースにて車両展示とともに放映される予定ですので東京モーターサイクルショーにお越しの際は是非、チェックしてくださいね! 小川君、マフラー遅れていてホンマごめん。。。

小川裕之 エクストリームライダー (2)

エクストリームライダー 小川裕之選手



それとこちらも2016年シーズンに向けていよいよ始動です。

TT45 R1 214
TT45 相馬利胤選手のYZF-R1です。(弊社はマフラーのみの関与ですが。。。)

去年の鈴鹿NGK杯(JSB1000クラス)にアンレーベル辻井さんと共同開発したYZF-R1レース用マフラーを投入しましたが、なかなかのパフォーマンスを発揮し、思った以上の完成度ではありましたが、さらに高速域に照準を合せてアップデートすべく改良を行いました。

週末の鈴鹿フルコースでのテストが非常に楽しみです。週末は鈴鹿まで辻井さん、宜しくね!(笑)

暇なこの時期にお金が出ていく事ばかりしてる様な気がしますが。。。(笑)
まぁ、しっかりと商品に反映させて行ける様に頑張りたいと思います。

それでは今日はこの辺りで。
-WR'S-サウンド
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ダブルアールズ製品のマフラーやカーボンパーツなど
開発状況や各パーツの担当者のコメントなどを掲載。

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