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HRC GROMカップ用レースマフラー 開発開始です。

HRC GROMカップ用マフラー (3)

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

まずはじめにFC2ブログを読まれている方には申し訳ございません。
先日からスマホでのブログ更新を試しているのですが、アメブロの更新が非常に楽で、FC2ブログ更新の合間にアメブロのみで2回ほど更新しております。。。(内容的には何てことないブログですが。。。)

当初、どちらも同じ内容で。。。みたいな事を書きましたが、もしかしたらアメブロでの更新が多くなるかも知れませんので(というか、既に多いです)、気になる方は宜しければそちらもチェック頂けたらと思いますので、宜しくお願いします、はい。

さてさて、HRCカップ仕様の新型GROMが弊社に入ってまいりました。
今回の開発に関しては、GROMカップ・レースレギュレーションに合わせたスリップオンマフラーの開発になりますが、弊社製品ラインナップに加わる商品ではなく、OEMでの開発となります。

車両は鈴鹿ミニモトやチャンプ杯等、GROMレースで大活躍されている東大阪のAZITO(アジト)さんの車両です。
ご存知の方もいると思いますが、旧型GROMではAZITOさんとの共同でレース用フルエキゾーストを開発しましたが、今回もAZITOさんの豊富なノウハウやデータをベースに私なりのスパイスを加え、GROMカップ用レーススリップオンを仕上げて行きたいと思います。

GROMカップにはマフラーにもカップ用のレギュレーションがあり、まずはカップ専用のエキパイを使用する事が決まっています。

新型GROM マフラー開発 (8)
これがGROMカップ用のエキパイです。

ちなみに弊社のJMCAフルエキゾーストに使用したエキパイ径がφ32でカップ用のエキパイ径はφ25.4となっています。
レース用の方が細いって。。。JMCA用(一般公道用)のエキパイが太すぎるのでは?。。。と考えた方も居ると思いますが、そこはそれ、そんな単純な問題とは違うんですよね、はい(笑)

KIT車vsノーマルWRS
赤線がJMCAフルエキゾースト(ノーマル車両)で黒線がレースベース車両に装着されていたGROMカップマフラーの比較です。

レースベース車両はECU・フルコン等、ノーマル車とは違う事もあり、単純比較は出来ませんが、本来「エキパイ径が細いと低中速域の特性が良く。。。」という一般認識があると思いますが、結果はエキパイ径の太い、JMCA仕様の方が断然、上回っています。

ねっ、なかなか雑誌の書いている通りにならない場合が結構あるんですよね(笑)
まぁ、そんな簡単な理屈ならエアコンの配管と変わらないので誰にでも簡単にパワーアップ出来ますけどね(笑)

さて5,000rpm~7,500rpmはさすがにレースベース車の方が優っていますが,JMCA仕様はマフラー内部に触媒が内臓されており、その辺を考慮すると、レースベース車用のマフラーが特別良い訳では無い事が分ります。
※ 触媒のサイズ・装着位置にもよりますが、内蔵すると一番犠牲になり易いのがこの中高速域です。

なんか以外でしょ!(笑) これを読んだ方、案外同業でも知らない人が多いので、これでちょっとした情報通です(笑)

レース用だから特性が全く違うのでは?と、考える方もいるでしょうが、グラフの通りこんなに大きく低速域を、ましてやただでさえトルクが小さいGROMにおいてこの部分のトルクを落とす必要・理由は無いので、特性云々では無さそうです。

グラフはさて置きカップ専用のエキパイは、おそらくエキパイ径・長さをしっかり管理する事でスリップオン交換時にも特性の差を出しにくくしてると思いますね。
これを生業にしてる事もあって、このエキパイを見た時、この径と長さを見てスグにピンと来ました。

GROMカップは性能差を極力無くして、ライダー個々の能力でレースを競うイコールコンディション前提のレースとなっているのもその理由の一つではあります。

KIT車マフラー比較
先のブログでも紹介しましたが、これは4種類(4社)のGROMカップ用スリップオンマフラーのデータを重ねたグラフです。

低中速域での特性の差は各社あるものの、ピークパワーはほぼ横一線になっており、おそらくエキパイ寸法がしっかり計算されており(案外違うかもですが 笑)、結果として若干の違いはあるものの、イコールコンディションになる様に設計されているんだという事がグラフから見えて来ます。

なかなか数社分のデータを取っている会社は少ないと思いますが、そのデータが取れたからこそ、見えた結果でもあります。

比較したメーカー名は当然秘密で教えれませんが、それぞれ特色のあるいいマフラーだと思います。

思います。。。が(笑)、この時にベンチテストして個人的に感じた事、それにAZITOさんのノウハウやデータを元に、しっかりした特色のある仕様に持っていける様、頑張ってみたいと思います。

基本的に失礼にあたるのでこの先、他社さん比較等は一切行いませんが、前回テスト時にAZITOさんがオリジナルでワンオフ製作したマフラーとはデータ比較しながらの、あくまでもOEM開発なのでお見せ出来る範囲内においてブログを更新したいと思っています。

一応、過去のデータ等を精査しており、既に頭の中では明確に方向性と仕様は決まっていますので、そこから一気に進めてみたいと思います。

それでは今日はこの辺りで。

HRC GROMカップ用マフラー (1)
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Author:ダブルアールズ
WR'S(ダブルアールズ)マフラーの開発状況などを掲載。

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