今更で申し訳ございませんが...新型GROMマフラー重量です。

新型 GROM  車両売却 (2)

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

去年の年末、バイクブロスさんのWEBページ『原付RIDE』において、有名マフラーメーカー数社が集まり「新型GROM・Z125PRO」用マフラーのインプレッション的な企画があり、弊社も参加したのですが、本日メールで記事校正が上がってきており、内容を確認していたところ、マフラー重量の記載が「 - kg」 となっているのを発見。

よくよく考えてみると、マフラー重量は当然計測済みではありますが、ブログを含めて重量に関してのお知らせが出来ておりませんでした。。。(本当にすみません。)

過去のブログを読み返して見てみると、まぁ毎回といや毎回ではありますが、その時々でブログを更新しているので、内容の整理が出来ていない事もありますので、今更ながらですが改めて品番及び価格・マフラー重量をブログにUPさせて頂きます。
(全く持ってお恥ずかしい限りですが。。。)


【 S.O.Vチタンショートオーバルサイレンサータイプ 】   音量 近接 : 84dB   加速 : 76dB 
                                    マフラー重量 : 2.31kg  ※ ノーマル重量 : 4.83kg

・ S.O.V(ソリッドタイプ)   品番 LT1150JM  価格 45,000円(税込み48,600円) 

LT1150JM (20)
LT1150JM (73)

・ S.O.V(焼き色タイプ)  品番 LS1150JM  価格 48,000円(税込み51,840円) 

LS1150JM (3)
LS1150JM (54)


【 異型チタンオーバルサイレンサータイプ 】    音量 近接 : 85dB   加速 : 74dB
                                マフラー重量 : 2.75kg  ※ ノーマル重量 : 4.83kg

・ チタンオーバル(ソリッドタイプ)  品番 LV1150JM  価格 55,000円(税込み59,400円)

LV1150JM (38)
LV1150JM (74)

・ チタンオーバル(焼き色タイプ)   品番  LM1150JM  価格  58,000円(税込み62,640円)

LM1150JM (49)
LM1150JM (36)

※ マフラー重量にはサイレンサーバンド及びスプリング類も含まれた重量です。

となっています、はい。

どれだけ売ってからのお知らせなんだ!という自身の声がブログを更新しながら頭をよぎっていますが、皆様、あたためて宜しくお願い致します。

ちなみに念の為にマフラーデータも再掲しておきます。

ノーマルvs最終プロト
こんな仕上がりとなってます。

本日は大阪も雪がちらついて大変寒く、弊社社長は珍しく風邪でダウン。。。(笑)
皆様、くれぐれも体調にはお気を付けてお過ごし下さいね。

それでは本日はこの辺りで。

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新型GROM 動画撮りました。

新型GROM 動画 撮影 (1)

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

東大阪市の空は雨が降りそうで降らない、そうでいて雲の合間に青空が見えたりと、何だかよく分らない空模様で、湿度が高いせいで蒸し暑い東南アジアみたいな気候となっています。

鈴鹿ではF1が開催されており、また各地ではバイクイベント等があるので何とか天候がもってくれるといいのですけどね。。。

さてさて、新型GROMですが、フルエキゾーストの音質を聴いて頂こうと本日、動画を撮影しました。

シャーシダイナモ上で4速9,000rpm辺りまで回した動画となりますが、毎回書いている通り、動画を再生する環境次第では音質の印象が違って聞こえたりもしますので、あくまでも参考程度という事でお願いします。

動画を見て頂けると分ると思いますが、ショートオーバル、異型チタンオーバルとも125ccの排気量ながらかなり低音の効いた音質で、かなりいい雰囲気の音質に仕上がっていると思います。
アクセルを開けた時の音もワイルドな感じではありますが、それでいてJMCA認証マフラーなので、街中を流している時なんかは、実にマイルドな音質で、アクセルを開けた分だけ低音が響く感じで、なかなか良いかと思います。

GROMの性格上、「めっちゃ静か」な感じには仕上げておりません。
やはりスポーティーで元気な感じを意識していますので、その辺りを楽しんで頂けるのではないかと思います。

特に元気に感じるのはショートオーバルですね。
音量自体はチタンオーバルと変わりませんが、チタンオーバルの場合はサイレンサー容量自体も大きいので、街中を流して走る時は、ショートオーバルよりも音に丸みがあるというか、マイルドな音質に仕上がっていますね。

まぁ、人それぞれの好みだと思うので興味のある方は比較などして頂けたらと思います。

それでは早速動画ですが、YouTubeにUPしておりますのでご紹介致します。

新型GROM ショートオーバル

新型GROM チタンオーバル

となっています。


珍しく有言実行となり、私も驚いていますが(笑)、それでは皆様、今日はこの辺りで失礼致します。

動画UP出来てホッとしました(笑)

新型GROM 動画 撮影 (2)

この週末にシャーシダイナモ上で動画撮影します。

新型GROM マフラー開発 (11)

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

仕事はそんなに慌ただしい訳ではないのですが、この時期になると来年に向けてレースの準備をしていくチームや人々とのお話しや企画等々、打ち合わせと言う名の飲み会が多く、少々疲れ気味です。。。

会社で話をすればいい様な物ですけど、失礼な言い方をすれば昼間の時間が勿体無いんですよね、せっかくの作業(仕事)時間ですから(笑)
レースの話は、話を持ち掛ける人は本気でしょうが、非現実的な話も多く「飲まな聞いてられへん」話も結構あるんです、はい(笑)

個人的にはJP250クラスに興味はありますけど、まぁ250ccクラスとはいえ、お金と時間が膨大にかかるので会社を挙げて来年レースする予定は今のところ無いので、面白いお話にはちょこっと協力出来たら位に考えています。

さてさてこの週末も日本全国雨模様となっており、鬱陶しい天気が続きますが、この週末に新型GROMをシャーシダイナモ上で走らせた様子の動画を撮る予定です。

異型チタンオーバルとショートオーバルの両方共、撮影したいと思っていますので、音質やその雰囲気を参考にして頂けたらなと考えています。
ノーマルと比べてかなりパワーも上がっていますので、レスポンス感や回転の上昇スピード等を疑似体験(大げさですが 笑)して頂けたらと思っています。

音質に関しては動画再生する環境により雰囲気がかなり異なる場合もあるかと思いますが、出来る事ならスマホでなく、PCのスピーカーから再生して頂けると本来の音質に近くなるかと思います。
※ スマホ再生は低音域を再現しにくく、高音が強調されてしまう傾向にある様です。

上手く行けば土曜日中に動画をUPさせますので、週末の天気が雨で家で過ごそうかなと考えてるならチェックしてみて下さいね!

それでは今日はこの辺りで。

新型グロム 新製品 (1)

新型GROM マフラー開発日記

新型GROM マフラー開発 (11)

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

前回の新型GROMマフラー開発日記は思いの外、様々な反応がありましたね。
レースベース車両の各社のマフラーには皆さん関心が高かったみたいで、「メーカー名を是非、教えて欲しい」っていうお問い合わせも結構ありましたが、あくまでレースベース車両の「ゼロマップ」で測定した結果であり、勝手な解釈でお名前なんて公表出来ませんので、この件に関しては残念ながら教えられませんのでご容赦下さい。

今の時代、台湾の雑誌ならガチンコパワーチェック大会みたいな事してますが、国内においてはクライアント(私等の事です)の顔色を見ながら出稿してもらう立場上、ガチンコ対決を誌面で見る事はおそらく無いでしょうね。。。今時、そんな企画は流行らんか!(笑)

さてさて、前回のブログでは方向性の確認が出来たところまで書きましたが、人にもよると思いますが基本的に開発ってやる事が増えるとその分、データの分析(そんなたいそうなもんでもないですが)する事も増えて結果、何が答えか見えにくくなる事もしばしばです、はい(笑)

GROMの場合、幸いそんな事には至りませんでしたが(?)、結果として可能性を探り過ぎる悪い癖で、結構な本数のマフラーを試作する事もこれまたしばしばです。。。

新型GROM マフラー開発 (13)
装着してるマフラーを含めて写真には3本ばかしありますが、ここから各マフラーの寸法違いや、触媒のサイズや装着位置の変更等々、結構あるんですよね。

誰も見てないから手を抜きゃいい様なものですが(笑)、好きでこの仕事をしてる立場上、場合によってはかなり無駄な遠回りもしたりします。今回は、やらなければいいのに、Z125PRO用マフラーの寸法をアレンジしたところから始めた事もあり、GROMに集中してればよいものを、Z125で上手くいった事を試してみたくなるんですよ、これが(笑)

先のブログでも書きましたが、似た様な排気量で同じ横型エンジンだからといって、メーカーが違うのに2匹目のどじょう的な事は殆ど起こらない物です。だってメーカーもしかり全く違うコンセプトから生まれたバイクですから。

どこまで出来たらそのマフラーの合格点か?という意味では、合格ラインを下げれば逆に結構同じ様な仕様で行けたりもするんでしょうけどね。。。まぁ、開発する人(会社)それぞれの判断ではありますけどね。

そんなこんなでマフラーの全長を稼ぎながら触媒との相性をデータで確認し、それなりに答えが出て来ました。

ノーマルvsP2
黒線がノーマルで赤線がフルエキです。
前回のグラフと変わり映えしない感じですけど、色々と試した結果、触媒位置を決定した時に出たグラフです。

このマフラーはポートから出たトコはφ25.4でそこからφ32となり、テーパーパイプを挟んでφ42.7から最終φ50.8までになります。
単純に長さを伸ばすのではなく、各寸法のバランスでデータが変わりますから、そのきっかけを掴んだデータがこれでした。

そこからある寸法を変更して更に煮詰めていきます。

ノーマルvsP3
同じく黒線がノーマルで赤線がフルエキです。
かなり優秀なグラフになって来ましたね。しかしながらフィーリングとしては高回転域がイマイチな感じです。

この開発時、やはり脳裏からZ125の寸法が妙に離れず、リンクさせて考えてしまったので、かなり遠回りしましたが、精査してサイレンサー内部構造を造り直し、伸ばし過ぎた寸法を戻して出たデータがコチラ。

ノーマルvs最終プロト
同じく黒線がノーマルで赤線がフルエキです。
ちょっとやり過ぎ感があった寸法からなんとか適正な寸法とサイレンサー内部構造をマッチングさせて出た結果で、ようやく完成となりました。

音量的に十分な余裕があったので、変な色気が出そうでしたが(笑)、加速走行騒音値がオーバーしては元も子もないので、走っていて音質もいい感じなのでこの寸法で最終プロトタイプを製作しました。

もちろん、JMCA認証試験はしっかり合格、荒削りな部分のレイアウトを寸法を変えずに再レイアウトしたら終了という所まで来ました。

正直、かなり元気なGROMマフラーとなりましたよ。

シングル125ccマフラーって、あっと言う間に出来そうですが、結構時間を費やしてしまいましたね。。。(笑)

長い期間、新型GROMのブログを更新出来てませんでしたが、結構頑張って取り組んでたんですよ~(笑)

それでは今日はこの辺りで。

新型GROM マフラー開発 (12)

新型GROM マフラー開発日記

7・21JMCA試験 (3)

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

日本全国、なんかスッキリしない天気が続きますね。。。

今週末、鈴鹿ではサンデーロードレースが開催され、TT45(チーム胤)率いる相馬利胤選手がJSB1000クラスに出場しますが、ランキングは現在1ポイント差で2位。
天候が雨で無ければ(雨かなww)ここは是が非でも得意の東コースでコースレコード付きのポールtoウィンでランキングトップに躍り出てもらいところですね。
車両はYZF-R1。シリーズチャンピオンを取ってもらわないと来年のレースベース車両の販売時にマフラーが売れませんねん(笑)

そういえば昨日、鈴鹿8耐で使用したYZF-R1用マフラーがクレバーウルフさんから戻って来ました。
DSCN1611.jpg
過酷な状況下で頑張ってくれたこのマフラーをチェックする為にわざわざ津島監督直々に持って来て頂きました。
パワー特性やアベレージスピードの優位性に関して大変評価して頂きました。
来年以降も引き続き使用していきたいとの言葉ももらいましたので、サイレンサーオーバーホール終了後、マフラーをクレバーウルフさんトコにお戻しする予定です。(辻井さん、またマフラー持って行きますね)


さてさて新型GROMのマフラー開発日記ですが、長らくの期間を経て再開です。

新型GROM マフラー開発 (10)

よく一般の方や場合によっては同業の方までもが、同じ排気量で同じ様な車種(例えばGROMとZ125PRO)ならマフラー寸法は同じでいけるよね?みたいな事を聞かれたりするんですが、私は「NO(違うよ)」と言っています。
もちろんよく似た寸法にはなるんですが、ちょっとした所、それも特性に影響する部分が結構違ったりするので、そう簡単にはいかないんですよね、あくまでも私の場合はですけど。

今回の新型GROMのマフラー開発前にZ125PROのマフラー開発をしてましたが、使う関連パーツ自体は同じ物があったりする事もあって、上記の実証ではないのですが、ノーマルのショートマフラーに近い寸法を試す事もあり、Z125PROにほぼ近い寸法でサイレンサーも同じ仕様でまずはベンチテストしました。その結果がコチラ。
DSCN1591.jpg
黒線がノーマルで赤線がZ125PRO用エキパイを流用した試作1号。
ここまでダメだとは思ってませんでしたが(笑)、最悪な結果になってしまいましたね。
ちなみにフィーリングとしてはサイレンサーの内部構造がGROMに合っていない事と、これは長年の感ですが明らかにマフラー寸法的に長さ(容量)が足らない感じです。

何故、容量が足らないと感じるかっていうと、言葉では難しいのですがエンジンを回している時のフィーリングとグラフを読み取れる人は分ると思いますが、グラフにその症状が出ており、そこから推測した方向性として「パイプ長が足らん」という考えになりました。(読んでいても意味不明だと思いますが。。。笑)

パイプ径を変えても少しは良くなるでしょうが、劇的に変わる事もなさそうなので、ショートタイプのフルエキにはキッパリ見切りを付けてエキパイ全長を伸ばして再トライ。
新型GROM 開発日記 (1)
エキパイがクネクネしてるのは、デザインの為にではなく距離を稼ぐ事が大きな目的です。

その結果出たグラフがコチラ。
ノーマルvsP1
黒線がノーマルで赤線がフルエキです。
方向性は間違っていない様で、まだまだな結果ですが見れるグラフにはなってきました。

この仕様では音量的にも全然余裕がある為、サイレンサー内部構造もZ125PROと仕様を変えています。
高回転域では明らかにサイレンサーの仕様が、低中速域ではパイプの全長が功を奏してる感じですね。

ちなみに7月上旬に関西のGROMレースではお馴染みでここ最近は鈴鹿ミニモト耐久やマルチ杯等のGROMクラスで大活躍されてる東大阪のAZITO(アジト)さんからGROMカップレース用のHRCレースベース車を弊社に持ち込み、GROMカップ用のアフターマフラー数社のスリップオンをベンチマーク出来る機会があったので、ベンチテストをしてみました。

新型GROM マフラー開発 (8)
GROMカップ用のエキパイ径はφ25.4で、写真の様に細長いエキパイが装着されている事がレースレギュレーションとなっています。
アフターマフラーとしてはスリップオンのみ製造販売出来るのですが各社共、スリップオンのみでどこまでパワー特性を変化させられるのでしょうか?
私個人としては他人の造ったマフラーデータに全く興味は無いのですが(笑)、前モデルのGROMレース用フルエキをAZITOさんと共同開発し、今回もAZITOさんから新型GROMのレースベース車用スリップオンの開発依頼が入っている事もあってテストをした次第です。ちなみに各社の名前は一切伏せますが、AZITOさんのお客様が各々、自分のベース車用に自費で購入したマフラーです、念の為。

そのグラフがコチラ。
KIT車マフラー比較
ゴチャゴチャしたグラフで申し訳無いですが、合計4社の計測データです。

私の予想に反してというか各々、それぞれ特色が出てる様に思いますね。皆さん、さすがです。
その中でも1本、結構凝った造りでノーマルステッププレートではなくバックステップの位置をベースに造った格好の良いマフラーがあり、個人的にも造詣がいいなぁと思ったマフラーがありましたが、テストの結果としては4本中3番手の結果でしたね。
私がマフラー屋でなかったら、少々特性が負けていてもこのマフラーを選ぶとは思いますね、だって格好いいから(笑)

ちなみに一番特性が良かったのは黒線のマフラーで、4,000rpm手前から圧倒的な感じでしたが、そのマフラーの造り手はここだけ実名でAZITOの社長です。完全なプロトタイプで悪く言えば強引な手法で突貫工事的なマフラーですが、前モデル用のレース用サイレンサーを流用したスリップオンですが、長年GROMに特化してレースをしてるだけあって上手くバイクの特性を引き出せていましたね、
とはいえマフラー開発としては素人でありながら有名どころより良い結果が出るのですから、やっぱりマフラーは分りませんね(笑)

このマフラーは近く弊社でもう少し特性を味付けてアジトさんからリリースする予定ですが、要は何が言いたいかというと、この4社のパワーグラフでハッキリしてる所は、特性が良い順番にマフラー寸法が長かった事です。

ノーマルマフラーも見た目はショートタイプではありますが、チャンバー室(膨張室)の容量はかなり大きかった事を考えても、それなりに寸法は必要だという事になると思いますね。
ノーマル車両ではありますが、弊社のマフラーデータからもその傾向が現れていると思います。
もちろん、一概に短いタイプのマフラーがダメだって事では無く、あくまでも「私のマフラーの造り方としては」という話です、念の為。

この時点でマフラーステーの取り方に頭を悩ませながらも、更に寸法を変更して改良していきました。
この続きは次回ブログという事で、それでは今日はこの辺りで。

新型GROM 開発日記 (2)
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開発状況や各パーツの担当者のコメントなどを掲載。

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