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Ninja250SL マフラー開発日記

Ninja250SL  慣らし (2)

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

ゴールデンウィークですね。。。(笑)

明日の午後辺りから天気が崩れるみたいですが、概ね順調なゴールデンウィークみたいで何よりですが、いやぁ、それにしても暑いですねぇ。。。

もう少し春らしい清々しい季節を過ごしたいものですけどね。。。

弊社は本日も当然お仕事で、おかげ様で最近好調のせいか社内に活気があっていい感じです。
私は仕事ではありますが、会社は明日から水曜日までお休みを頂いていますので、休みの間はご不便をおかけしますが何卒宜しくお願いしたいと思います。

私は、Ninja250SLのマフラー開発にある程度、目処を付けて6日から週末までバンコク出張に行って来る予定です。

毎年、バンコクに行っていますが今でも行く度に新しい発見があり、どんなバイクが流行っているのか、そして乗っているのかを見るだけでも勉強になりますし、GROM(MSX125)のカスタムに至っては、マンネリ化も無くオリジナリティもあり、はっきり言って日本のカスタムよりも優れてる点もたくさんあります。

発想に限界の無い所が良くも悪くもタイのカスタムを支えている原点で、今回はNinja250SLのカスタム車両等も見れるであろう事から、大変楽しみであります。

さて、そのNinja250SLのマフラー開発ですが、順調に慣らしを終え、いよいよ本格的なマフラー開発に入っています。

Ninja250SL  慣らし (4)
シャーシダイナモ上でもしっかり最終の慣らしです。

今回、慣らしでいえば特に気になったのが、ミッションのフィーリングがあまり良くなかった事でしょうか。
単純に硬い感じで入りにくかっただけでなく、その硬さやフィーリングにかなり違和感を感じましたね。

なのでシフトフィーリングを気に掛けながら慣らしをしましたが、慣らし終了する頃にはフィーリングも格段に良くなり、同じバイクのミッションとは思えない位、剛性感のある気持ちの良いシフトフィーリングになりました。
かなりしっかりとミッションが入る様になったので安心感というか、この点はさすが日本車(タイ生産ですけど)という事でしょうかね。

メーターを見ていてふと気が付きましたが5,000rpmまでは250rpm刻みで、それを越すと500rpm刻みでデジタルメーターが上がっていきます。

Ninja250SL  慣らし (5)
Ninja250SL  慣らし (6)
こんな感じに。

大雑把といえばそれまでですが、視認性がかなり良くて非常に見易かったですね。(逆に細かな回転は分かりませんけどね)
メーター廻りがチープだと囁かれたりしていますが、私的にはシンプルでこの割り切り感が心地良くも感じましたね。

バイクには必要最低限な機能を持たせるだけ派(そんな派無いですけど 笑)の私にとっては全然いい感じです。

さて慣らしが終わり、それではベンチテストの開始です。

皆さんが気になっているノーマル車両でのベンチテストデータはこんな感じです。

Ninja250Sl   ノーマルグラフ

フィーリングというかファーストインプレッションとしては素直に良く回るエンジンだなという感想です。
4,000rpm位までの感じはかなり力強く感じましたが、6,000rpm~8,000rpmは若干、力強さが無いとも言えるフィーリングではありましたが、車重が軽いこのバイクの場合、乗っていて全くストレスが無いのも事実で気持ち良くリミッターの効く10,500rpmまで吹け上がってくれます。

個人的にはもう少しでいいからシングルエンジンらしい厚みのあるトルク感を6,000~8,000rpm辺りで欲しいところですが、実に気持ちの良い吹け上がり方のするエンジンで、回していて気持ちが良いですね。

性格としては低速域もしっかりあるのですが回して楽しい高回転型の性格でしょうか。

ちなみにエンジンの振動も非常に少なく、カワサキらしくない(失礼!)というか、非常に静かでジェントルな感じに仕上がっており、アクセルレスポンスも非常に良くて完成度の高さを感じさせてくれますね。

アクセルレスポンスに関しては、2気筒モデルのNinja250よりも反応スピードが速くてこの点はこのNinja250SLの持ち味にもなっていると思います。

カタログスペックでは29psを9,700rpmで発生するという事ですが、実際シャーシダイナモで出た結果も27.6psを9,690pmで発生しており、カタログの実力を裏付ける好データを記録しております。

今後、マフラーを開発していく過程で何回かノーマルマフラーに戻して測定する予定ですので、またノーマルのデータに変わりがある様ならブログでご紹介させて頂きます。

さて次回はいよいよスリップオンマフラーの開発状況に入って行きたいと思います。
ゴールデンウィーク中に更新しますので宜しくお願い致します。

Ninja250Sl   wrs (1)


Ninja250SL マフラー開発日記 いよいよ始まります!

Ninja250SL  マフラー開発日記 (1)

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

この週末は各地のバイクイベントが本当に大盛況だったみたいで、軒並み前年比増で鈴鹿で行なわれた「Bike Bike Bike」の鈴鹿フルコースのデモラン参加者が去年の2倍(情報によると約3000台とか)と、本当に各地盛り上がっていたみたいです。

レースの方もミニモトから最高峰クラスのJSB1000クラスに至るまでエントリー台数や参加者、観客も増員しているみたいですが、個人的な感覚ではレースの観客数だけは微増な感じで、これまでの「バイクブーム=レースが盛況」という図式は、もう一昔前の話の様な気がしますね。

今回の鈴鹿もサンデーオートバイレースを遥かに凌ぐ観客動員数だったみたいですし、趣味の多様性というか、「レースを観て、真似て...」という時代から「乗って楽しむ」参加型イベントの集客力の凄さを身を持って感じています。

とは言っても、「MOTO GP」や「鈴鹿8時間耐久」といった国際格式のレースの観客数は年々増えており、また参加型のテイスト・オブ・ツクバ(T.O.T)等は例年盛り上がっていたりと、何かレースイベントに関しては、そのあり方に一工夫必要なのかも知れませんね。

レースが盛んな時に育った私としてはそんな風に感じてしまいます。

さてさて、話を本題に戻します。

先週金曜日にいつも車両手配でお世話になっている㈱ダックスコーポレーションさんのご協力でNinja25SLが弊社にやって参りました。(平井さん、持って来てくれた岩本さん、ありがとうございます!)

先日のJMCA加速走行試験で、MAC-MRD大内社長がテストライダーとして乗り、「速いよコレ!めっちゃいいよ、コレ!」と絶賛しておりましたが、いよいよ弊社にも入って来ました。

Ninja250SL  マフラー開発日記 (2)

早速、ベンチテスト。。。って訳ではなく、各部のパーツの測定から始まり、慣らしをした後に本格的にスタートという事になりますので、焦らずに!(って今、ワクワクして浮き足立っているのは私ですが。。。)

もう既に車両を見たり試乗車に乗られた方ならお分かりだと思いますが、このNinja250SLは非常に軽量かつコンパクトです。

先のブログでも触れましたが、トップブリッジ下にセパレートハンドルが付いているものの、ポジションは全く窮屈でなく、ツーリングやタウンユースにおいても全く問題なく楽な姿勢で乗れちゃうポジショニングです。

これはやはり車体がスリムになった事によって各部のゆとりが出来、それが窮屈なポジションの解消に一役買っているのだと思います。

エンジンのフィーリングや詳細は、慣らしをする過程でお伝えしたいと思いますが、今回はマフラーを製作するにあたって一つ気がかりな事がありました。

Ninja250SL  マフラー開発日記 (3)

若手の福ちゃんと車両を眺めていると... 「アレっ?マフラーヒートガードがタンデムホルダー自体に溶接されている。。。」事に気が付きました。

ちなみに気が付いたのは福ちゃんで、私は先週の加速走行試験の時にも見た筈でしたが、全く気が付きませんでした...。

で、どうなっているのか見る為にノーマルマフラーを外してみました。

Ninja250SL  マフラー開発日記 (4)

写真を見て分かる様にフレームから出てるタンデムホルダー自体が全て溶接されており、全く取り外す事が出来なくなっています。

先週末、毎年鈴鹿8H耐久において優勝争いを繰り広げてる、鈴鹿に本境地を置くT○RのY社長に「他社と差別化を計る為にもパイプを切断してでも造りたい物を造ったら?」とアドバイス(?)をもらいましたが、いやいやそんなに簡単に「はい、そうですね!」と決断する事は出来ず(笑)、とりあえずサイレンサーをあてて雰囲気を見る事にしました。
Y社長、20年位前なら私も平気でそんな感じでマフラー造ってたんですけどね...レース用では無い事と、仮にレース用でも切ったらレギュレーション違反です(笑)

Ninja250SL  マフラー開発日記 (5)

うん、想像していたよりも案外いけそうです。
レイアウト的には自由度があり、全く心配無さそうなのでホッとしました。

むしろタンデム(二人乗り)した時に靴の踵がサイレンサーに当たらないので凹みや傷等も入らないのでいいかも知れません。

ちなみにこの仕様は日本向けに考えられた物ではなく、おそらく二人乗りの割合が多い東南アジアでの使用を考えての物でしょうが、サイレンサーレイアウトに自由度がある事を確認出来た時点で急に便利な機能パーツに見えてくるから不思議です(笑)

さて、少しずつ着実にそしてなるべく早く皆さんに情報を届けられる様にがんばりたいと思います。

会社は暦通りで祝日はお休みですが、私は休日も関係なく頑張ってマフラーの開発に取り組みたいと思います。

ゴールデンウィーク中もブログの更新をする予定で、シャーシダイナモでのパワーグラフもどんどん公開して行く予定ですので、Ninja250SLオーナーの皆さん、オーナーになる予定の皆さん、楽しみにしておいて下さい。

それでは今日はこの辺で。

Ninja250SL 見てきましたよ! 話題のH2R等も。。。

NINJA250SL (1)

WR'S(ダブルアールズ)マフラー開発担当です。

昨日はカワサキワールドに新型のNinja250SLを見に行って来ました。
たくさん写真を撮ったのですが、PCにコピーする際にトラブルが発生し、カメラ内の大部分のデータが見事に削除されてしまいました(汗) なのであまり良い写真はありませんが…

昨日から2/15まで「 Ninja H2R モーターサイクルフェア」が開催されており、多くの人はH2Rを目指して来場の中、私はこのNinja250SLがお目当てで神戸まで行って参りました。

4/15リリースですが、なるべく早く見てみたかったんですよね、触ったり跨ったり出来ますし。 子供か(笑)
決して暇な訳ではございません、これももちろん仕事ですよ!(笑)
午後からは社に戻って、R25のパーツを造っていましたよ、ハイ。

このNinja250SLですが、想像してたよりスリムでコンパクトな印象を受けました。
NINJA250SL (6)

隣に並んでいた2気筒モデルのNinja250が一クラス上に見える感じです(少し大げさですが)

実際の数値でもNinja250SLの方がホイールベースで80mm、全長で85mmもショートになっており、全幅、全高ともそれぞれ30mm、35mmとコンパクトで、特に全幅の30mmというのは、跨ってみての感覚ではそれこそ一クラス下のコンパクト差を感じます。

それに加えてNinja250に比べて20kg以上軽いという、このクラス最大限の武器を引っ下げての登場です。

コンパクトだからといって車体が小さく見えるという意味合いでなく、インパクトのあるデザインで存在感は十分、昨年暮れにリリースされたYZF-R25同様、よりスポーツ色の強いバイクだと思います。

車体に跨ってNinja250とNinja250SLを比べた写真がこんな感じです。

NINJA250SL (3)
これがNinja250で。。。

NINJA250SL (2)
こちらがNinja250SLです。 写真からでもSLのほうがスリムなのが分かりますね。
メーター廻りもコンパクトになりスッキリしていますね。
ここはどちらのデザインが良いか、意見の分かれるところでしょう。

トップブリッジの形状も大きく違いますが、もっと大きな違いが分かりますか?
ハンドルですよ、ハンドル!

ここ最近の傾向として、ツーリングやタウンユースを考慮してスポーツモデルバイクであってもNinja250の様に基本的にはアップハンドルが主流です。

対してNinja250SLはトップブリッジ下にセパハンがセットされています。

タウンユースやツーリングには向かないとされていますが、SLの場合、全然窮屈ではなく、高速道路等での空気抵抗を抑える様にと伏せてみると、ハンドルポジションのおかげで両脇が開き過ぎる事無く、両肘が自然な形でタンクに沿って両腕が収まり、ステップ位置の関係もあって非常に楽な感じです。

ちなみにSLは燃費が良いせいか、タンクの容量も11Lと小さく、そのおかげもあって非常にスリムです。
NINJA250SL (8)

全てがコンパクトに出来ているので結果としてトップブリッジ下にセットされているセパハンであってもライディングフォームに無理が無く、しかし跨ってみるとよりスポーティーさを感じるといった、私的には今のところ100点に近い好印象です。

最近、草レースも含めてST250という市販車250ccクラスのレースが盛んですが、レース仕様ならばいざ知らず、ストックのままサーキットを走らせたら、重量も大幅に軽い事から他のバイクよりも速い様な気がします。
特にショートコースでは速いでしょうね。

カワサキの人ともお話しましたが、サーキットにおいてかなりサスペンションの挙動が良く、試乗したレーサーも「サーキット仕様のセッティングなのかと思った」らしいとの事でしたが、その話は少し大げさにしても、車重が軽い事で、サスペンションが地面を捉える追従性が良いという事なのでしょう。
決してサーキット用に固いという印象は受けませんでしたから。

ちょっとマフラーを覗いて見ると
NINJA250SL (12)
NINJA250SL (7)
NINJA250SL (11)
大きな触媒の後ろからセパレートになっており、フルエキ、スリップオンどちらも出来そうで、私としても楽しみが2倍です。

ちなみにカワサキワールドの開門と同時に入園して、いきなりこのマフラーの写真から撮り始めたので、カワサキの関係者、バイクを案内するお姉さんが驚いていました(笑) 何なんや、コイツはと…(笑)

デザインも洗練されており、非常に発売日が楽しみになって来ました。
NINJA250SL (5)


次にH2Rです。 他にも車両がありましたが今日のところは割愛します。

H2R ・・ (1)

正直いってこんなガンダムっぽい顔をしてるとは、気が付きませんでした。
H2R H2 (3)
H2R H2 (2)

前回見たのは鈴鹿の最終戦でのデモラン走行の時で、その時はほとんど真横からでしたから。

H2R ・・ (9)
去年の鈴鹿での写真です。

H2R ・・ (5)
これがそのフロントウイング(?)です。

H2R ・・ (4)
白い煙の様な物が写っていますが、怖い写真ではなく(笑)、空力特性を示す映像を撮ったものです。
デモランを見た時、鈴鹿の最終コーナーを流して直進のみアクセル全開にも関わらず、強烈な加速をしていたのですが、やはり高速時の操安性を考えると、こんなエアロパーツが要るんでしょうかね?

強烈な加速の為に、高速走行時にフロントが浮き上がらない様にダウンフォースを効かす為にも有効なのでしょうけど、バイクの空力というよりは発想が車の空気力学ですね。
この点に関してはカワサキの人とお話出来なかったので、私の考え方が間違っていたらごめんなさいです。

ちなみに市販されるH2は確か200馬力くらいだったと思いますが、300馬力を支えるフレームはコチラ。
H2R ・・ (6)
H2R ・・ (3)

そしてエンジン。
H2R ・・ (7)
H2R 、、
何かこのカメラ、いい感じです(笑)

そして市販車モデルのH2がコチラ。
H2R ・・ (2)
H2R H2 (4)
H2R ・・ (8)
H2 、、、 (2)
H2R H2 (1)

興味がある様で無かったH2Rではありましたが、パーツの一つ一つを見てるうちに引き込まれる想いでした(笑)

まぁ、今回はNinja250SLを観察するのが目的でしたので、4/15リリースを心待ちにして楽しみにしておきたいと思います。

バイク以外にも航空機や船舶、新幹線等も展示されてるカワサキワールドなので、お時間が有れば直接見て楽しんで頂けたらと思います。

今日はこの辺で。
プロフィール

ダブルアールズ

Author:ダブルアールズ
WR'S(ダブルアールズ)マフラーの開発状況などを掲載。

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